台風3号の動きが気になりますが、
同時に北陸や新潟方面の大雨も心配です。
関東も今夜から注意が必要とのことです。
ご注意ください!
そんな中、
今日の午後から新たな動きも。
メモしておきます。
▼『浸水危険性高い地域を細かく色分け 気象庁が新情報発表へ』
NHK 7月4日 4時52分
去年の台風による被害などを受けて、気象庁は、川の洪水や氾濫、それに住宅街などの浸水の危険性が高い地域を細かく色分けして示す新たな情報の発表を、4日午後から開始します。このうち、洪水や氾濫の危険性がどれくらい高まるかを示す情報は、全国のおよそ2万の河川が対象になります。
危険性の高いほうから順に、紫色、薄紫色、赤、黄色で、川の流域の1キロ四方ごとに表示され、紫色は洪水や氾濫などの重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況を示しています。また、薄紫色は3時間後までに洪水警報の基準を大きく超え、洪水や氾濫が起きる可能性が高いことを示しています。
一方、局地的な豪雨などにより、住宅街などで浸水の危険性が高まるエリアを細かく色分けして示す情報の発表も始まります。川の情報と同じように、1キロ四方ごとに、紫色、薄紫色、赤、黄色で示し、紫色はすでに床上浸水や道路冠水などが起きていてもおかしくない状況を示しているほか、薄紫色は1時間後までに床上浸水などの被害が起きる可能性が高いことを示しています。
この2つの情報は、4日午後1時から気象庁のホームページで公開が始まります。
一方、これに合わせて気象庁は、「大雨の特別警報」の運用を見直し、特に危険度の高い市町村に絞って発表する予定でしたが、活発な前線や台風3号の影響で大雨が予想されることから、6日に延期しました。去年台風で氾濫 岩手の小本川では
洪水や氾濫の危険性を色分けして示す新たな情報をもとに、気象庁は、去年8月30日に台風10号による大雨で氾濫した岩手県岩泉町の「小本川」について、危険度の高まりがどの程度早く把握できるか、シミュレーションしました。
この台風では、小本川沿いにあった高齢者のグループホームで入居者9人が死亡するなど大きな被害が出ましたが、シミュレーションの結果、川が氾濫したと見られる時間帯のおよそ5時間前に当たる午後1時に、グループホームより上流側の広い範囲で3時間後までに洪水注意報の基準に達すると予想される「黄色」が表示されます。
その後、午後2時には、グループホームより上流側の一部で、3時間後までに洪水警報の基準に達すると予想される「赤」が表示されます。
危険度はさらに高まり、午後3時には、グループホームより上流側のほとんどで3時間後までに洪水や氾濫が起きる可能性が高いことを示す「薄紫色」が表示されるほか、そのおよそ2時間後の午後4時50分には、最も危険度が高く氾濫などの重大な災害がすでに発生していてもおかしくない「紫色」が表示されます。
そして、氾濫が起きたと見られる午後6時ごろには、上流側だけでなくグループホームの下流側を含む広い範囲が「紫色」になりました。国土交通省によりますと、全国には避難勧告などを発表する水位の基準が決められている「洪水予報河川」や「水位周知河川」は合わせておよそ2000あります。
「小本川」についても、岩手県はことし5月に「水位周知河川」に指定したということですが、台風10号の被害が出た去年の時点では指定されていませんでした。
こうした避難勧告などを発表する水位の基準が決められてない川は、全国でほかにも数多くあるということで、こうした川について内閣府は、「避難に関するガイドライン」をことし1月に改定した際、今回の気象庁の情報で、危険度が2番目に高い「薄紫色」が表示された場合について、自治体が避難勧告を出すかどうか判断する際の目安の1つと位置づけています。
このため気象庁は、「今回の情報で『薄紫色』が表示された場合は早めに身の安全を確保してほしい」と話しています。
開示されている情報を
頭に入れておき活用することが大切です。
「知らない」では意味がありませんので‥。
(※洪水警報の危険度分布、※流域雨量指数)