opuesto / Tate’s Official Blog

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福島第一原発の話

少し長文ですが、3つの記事をメモしておきます。。。


▼『福島第一 原子炉の監視温度計 ミスで故障』
NHK 2月20日 4時33分

東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉の底に溶け落ちた核燃料を
十分に冷やすことができているか監視するために設置された温度計が、
点検作業のミスで故障しました。

残る1つの温度計で監視を続けていて、東京電力は復旧を急ぐことにしています。

東京電力によりますと、18日、福島第一原発2号機の原子炉内部の温度を
測るため表面に取り付けられている温度計で異常が見つかりました。

調べたところ、温度計が正常に作動しているか確かめる点検作業で、
100ボルトの電圧をかけるところを誤って250ボルトの電圧をかけたため
ショートして故障したということです。

2号機では、事故で原子炉の底に溶け落ちた核燃料を水で冷やし続けていますが、
底の部分の温度を監視する温度計は、おととし故障が相次ぎ、
今回の故障で残りは1つしかありません。

東京電力が公表したのは、異常を確認してから1日余りたった19日夜で、
今回故障した温度計がもう1つの温度計とほぼ同じ20度余りを示していたため、
すぐに故障と分からなかったとしています。

東京電力では、温度計を交換し復旧を急ぐことにしていますが、
原子炉周辺は放射線量が高く原子炉格納容器の外から細い配管を通して設置するため、
時間がかかる見通しだということです。

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▼『新たに高濃度汚染水漏れ 作業ミスか 福島第一原発
ANN NEWS 02/20 11:50

福島第一原発で、タンクから新たに高濃度の汚染水約100トンが
漏れていたことが分かりました。

東京電力によりますと、19日午後11時半ごろ、福島第一原発で、
パトロール中の作業員が汚染水タンクの上部にある天板のつなぎ目部分から
水が漏れているのを発見しました。

約100トンの汚染水がタンクの外に漏れ、ストロンチウムなどの放射性物質
1リットルあたり2億3000万ベクレル含まれていました。


東京電力HPより〜漏えいの状況1)


東京電力HPより〜漏えいの状況2)

東京電力は、近くに排水路がないことから、海には流出していないとしています。
普段閉まっているタンクへの配管の弁が開いていたことから、
作業員のミスも考えられるということです。

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上記の2つは作業員により、人的ミスです。
そこを指摘している方も沢山いますが、現場の事も考て欲しいと思います。

人手不足により、慣れない方が沢山作業しています。
これは、今後どんどん問題になってくるでしょ。

ミスは誰にでもあります。

問題は、現場を仕切る人ではないでしょうか?
東電の仕切りに問題があると私は思います。

下請けの作業員を非難するくらいでしたら、
そういう方々はご自分で行かれてはいかがでしょうか?

命がけで…。





さらにある方のBlogからです。


▼『福島第1原子力発電所・2号機 メルトアウトか 再臨界に警戒』
阿部Blog 2014年02月14日

福島第一原子力発電所の2号機がメルトアウトした可能性が高い。

東京電力は、2月12日に採取した地下水から、
 ①セシウム137 → 5万4000ベクレル/リットル
 ②セシウム134 → 2万2000ベクレル/リットル
を検出したと発表した。セシウムのこの数値は、
2月6日に観測された数値の3万倍。

これでは終わらない2月13日観測値は、
 ①セシウム137 → 9万3000ベクレル/リットル
 ②セシウム134 → 3万7000ベクレル/リットル
であり、事故後の最高値を更新した。これはセシウム濃度が、
一昼夜で1.7倍に跳ね上がった事になる。因みにトリチウム三重水素)は
8万8000ベクレルで、全ベータ線量も26万ベクレルだ。

このトリチウムが検出されているのは核分裂反応の存在を裏打ちしている。

この異常な数値上昇は、福島第一原子力発電所・2号炉脇の観測井戸から
採取された地下水によるもの。

この観測用井戸は、海岸線から50メートルに位置するが、メルトダウンした
デブリを発生源とする高レベルの放射性物質が地下水と共にジワジワと太平洋に向けて
移動しているのがわかる。特にセシウムは土に吸着し易く容易に移動しないが、
高レベルのセシウム137/134が観測されているという事は、福島第一原発事故
終熄しているわけではなく、第2フェーズとなるメルトアウトから再臨界に向けた
事故拡大の途上にある事の証左だ。将にチャイナシンドローム

メルトアウトしたデブリが地下水と反応し再臨界に至った場合、
警戒区域を拡大する必要があるし、全ての子供と40歳以下の女性は西日本や
北海道など安全な地域に移動させる事が必要だ。

東京電力発表によると、昨年7月の時点でストロンチウムの濃度が500万ベクレル
達していたと、年明け2月に発表している・・・・ここまでくると単なる隠蔽体質ではすまない。

原発を再稼働したいが為の情報操作の積もりなのだろうが愚かなり。

国民の意思を無視して原発再稼働に拙速している事が、裏目に出ている。

何れにせよ、再臨界となると事故も新たな展開を見せ、人類初めての再臨界事故発生に直面。
国際原子力事象評価尺度(INES)の「レベル0」から「レベル7」を超えて
「レベル8」と言う異次元事故に突入か。こうなると原発再稼働だけでなく、
東京オリンピック開催自体にも影響を与える可能性が大きい。

福島事故は終熄し、コントロールされている状況にあると明言して
東京開催を勝ち取ったからだ。お・も・て・な・し〜じゃない。

最後に、福島での大地震による第一原子力発電所一体の地盤/地質環境に破壊的な影響を与え、
2号機だけでなく1・3号機のメルトアウト&再臨界を複合的に誘発する状況を心底怖れる。
この世に神がおられるなら、どうかご寛恕。

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以上です。。。


今日発売のDAYS JAPANも、かなり気になる特集が組まれています。


後でチェックしてきます。