おはようございます。
冷たい雨…立冬の朝です。
またあの問題ですが…。
報道に変化が。
「虚偽表示」から「誤表示」。
昨日の夕方くらいからでしょうか?
大手百貨店、三越伊勢丹が謝罪した頃から「誤表示」と。
ま〜キナ臭いものです。
すり替えですね(苦笑)。
そんなこんなで、メモしておきます。
▼『食材偽装 まだ誤表示と言い張るか』
産経 2013.11.7 03:29
どこまで、このみっともない騒ぎは広がるのだろう。
食材偽装表示はホテルのレストランから、百貨店に飛び火した。
しかも高島屋、大丸松坂屋、三越伊勢丹といった一流デパートだ。
ホテルも百貨店もほとんどが「認識が甘かった」などとして偽装とは認めず、
「誤表示」と言い張っている。
不思議な言い訳があるものだ。
メニューの「車海老」はブラックタイガー、「九条ねぎ」は普通の青ネギ、白ネギ、
「牛ステーキ」は牛脂を注入した加工肉を使用するなど、
すべて値段やイメージの安く低いものが、
高いものに書き換えられている。
そんな都合のいい「誤表示」があるものか。
どう言い繕おうが、これは偽装である。
阪急阪神ホテルズの出崎弘前社長は自身の「誤表示」発言に批判が集まり、
引責辞任の表明会見で「だます意図をもって不当な利益を得る意識はなく、
偽装ではないと考えるが、お客さまには偽装と受け取られても仕方ない」と話した。
奇妙な論理だ。
一体、誰を相手の商売なのか。
おそらく、
意図的な偽装を認めれば不正競争防止法や景品表示法に抵触する
可能性があるとして、「偽装」と認めないのだろう。
両法の厳格化、拡大運用を求める声もある。
食品表示を規定した日本農林規格(JAS)法では
外食産業やレストランメニューは対象外となっており、
規制対象に加えるよう法改正すべきだという意見もある。
必要なルールづくりは進めるべきだ。
だが、法に触れようが触れまいが、やってはいけないことがある。
食事を供する店が食材を偽ったメニューで客をだます行為は、これにあたる。
ホテルや百貨店のレストランで客が高い料金を払うのは、
そのブランドに対する信用信頼のためである。
一連の食材表示偽装がどれだけ大きくブランド力を損ね、
「誤表示」との弁解に消費者があきれ返っているかを、
経営者は知らなくてはならない。
法規制に再発防止策を任せても信用は回復できない。
ホテル、百貨店のレストランを含む外食産業全体が自らの反省を社会に示し、
全国に蔓延(まんえん)した、客を裏切る行為を一掃しなくてはならない。
まず、「偽装」と認めることから始めるべきだろう。
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こんなしょうもない報道の裏で、
しれ〜っと、特定秘密保護法も進められています。