先日、西喜さんからこんなメールが届きました。
〜1つ音楽ネタを。
スイスのラップというか、ドイツ語ラップがどんな感じか、分かってもらうのにぴったりなビデオが。
チューリッヒのラッパー エピログの新曲で、ドイツのソーダというラッパーがゲスト参加しています。
1人目がエピログで、彼はもちろんコテコテのスイス・ドイツ語でラップしています。
2人目のメガネ君がソーダで、彼は標準語のドイツ語でラップしています。
ほとんど同じに聞こえるかもしれませんが、なんとなくエピログのほうが訛って聞こえるなあ〜、
となると、上級者です・笑。
僕はこんな言語の社会で暮らしています、というのを想像して頂けるかな、と思います。〜
補足ですが、西喜さんという方は、
クラブミュージックのアンダーグラウンド界では知らない人はいない、
あの、WENOD RECORDSの元敏腕スタッフさんです。
(epilog/"Lauf feat.soda" PV)
すぐにこのPVをチェックさせて頂きましたが、イントロのギターサウンドで鳥肌が立ちました!!!
なんと私が大好きな、、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の映画『21グラム』のサウンド・トラックネタです。
トラックも、ザラっとしつつ、ハイハットが印象的なアンダーグラウンドサウンド臭がぷんぷんしています。
まさに、"THE 90's"と、でも言いましょうか、、、DOPEです。
もちろん、ネタ使いも最高です。Gustavo Santaolallaも、びっくりでしょうね。
そのサウンプリングネタがこちらです。
(Gustavo Santaolalla/"Can Emptiness Be Filled")
様々な映画のサウンド・トラックを所有していますが、この作品はベスト5に入る程好きです。
メールの続きです。
〜このエピログ氏が、この曲を収録した新作をリリースしまして、今週末にリリパがあります。
ゲスト陣多数でアングラドイツ語ラップ祭りなんで、胃もたれしそうですが、顔を出してきます。
そのアルバムがフリーダウンロード出来るのですが、同時にCDとレコードもリリースしていて、
当日会場で販売するそうなので、CDを買ってサポートしてあげようと思います。
一応、フリーダウンロードのサイトをお知らせしておきますね。
「CDを買ってサポート〜」。
流石です。
こうした気持ちと行動が、1人のアーティストを支えていきます。
映画『21グラム』関連として、さらに2曲紹介させて頂きます。
そのサウンド・トラックの中には、あのWARの名曲"Low Rider"も収録されています。
babamaniaもLIVEでこの曲をオープニング(入場のテーマソング的に)で使用しています。
(WAR/"Low Rider" HQ sound)
そして、この名曲のGanja Kru remixが、こちらです!
(WAR/"Low Rider〜Ganja Kru Remix")
※War/"Low Rider Ganja Kru Remix".
From the Grooves And Messages The Greatest Hits of War album 1999.
最後に手前味噌で恐縮ですが、
2004年に、OPUESTOから限定300枚でリリースされていたMIX CD、
『"O.S.T veintiuno"/Livemixed by Koen Twi opuesto-022』という作品があります。
("O.S.T veintiuno"/Livemixed by Koen Twi opuesto-022)
タイトルにもある「veintiuno」とは、スペイン語で数字の「21」を表し、
映画『21グラム』からインスパイアされ制作され、
サウンド・トラックの音源もポイント、ポイントでMIXしています。
アンビエントからエレクトロニカ、オーガニックテイストのブレイクビーツを、
変幻自在のLivemix(編集無しの1発録り)に。
どか〜んと売れた作品ではないですが、関係者やクリエーターサイドからの人気が高かった1枚です。
プロ仕様と言いますか、、、。個人的にも長く愛聴している作品です。
残り数枚ですが、OPUESTO WEB STOREで試聴も出来、
購入可能となっておりますので、是非チェックしてみて下さい。
すみません。
最後は、宣伝になってしまいましたが。。。
今晩、久々に映画『21グラム』を観ようかなと思います。