opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

体内爆弾と映画の話

先週末、二本の映画をDVDで観ました。

以前紹介した『未来の食卓』と柴咲さん主演の『食堂かたつむり』です。
ちなみに、後者には満島ひかりさんが出演されています。

共に「食」に関する映画ですが、前者の『未来の食卓』はリアルでした。
後者の作品も、思ったより良かったです。


『未来の食卓』を観て農薬問題、オーガニック食品の事を思い出して考えていました。
この1年、正直農薬問題より、放射能汚染問題に意識を持っていかれていました。

今現在、農薬問題と放射能汚染問題を両方考えると、食べる物が無くなるのでは?
な〜んて、そんな事も思いました。


ジャン・ポール・ジョー監督のインタビューを観て、自身が癌と分かり
オーガニックに興味を持ち、この作品を制作したと。

健康でいるうちは気にしないのが普通だと思います。
また、身内や愛する人が病に倒れると考える人も多いと思います。


私は、15年くらい前に持病の腰痛が悪化し、足が動かなくなる経験をし、
その後、色々な検査をしている間に、すい臓も壊れ始めていると知りました。
腰痛で背中の一部が痛いのかなと思っていたら、それはすい臓が原因でした。

そこから食事制限生活がスタートし今に至ります。

一つ二つ、体を壊すと徐々にメンタルにも影響し、精神的にボロボロになった事もあります。
御馴染みの自律神経失調症やホルモンバランスを壊すなどなど。

ただ、それらを経験し、様々事を学んだ結果、今があると思います。
さらに身内や仲間、友人の不幸も、辛い経験でした。


まだ脳みそも身体も動く間に、残された者の使命として行動していければと思います。

ちょっと真面目で重い話かも知れませんが、誰でも体内爆弾を抱えていると思います。
抱えた事をマイナスに考えるのではなく、プラスに転換する事が大切です。

色々な経験をすると、思いやりの精神だったり、
人にやさしくなれるかな〜と、私は思います。


改めてですが、映画『未来の食卓』と、劇中子供たちが歌っている
ヤニック・ノアの"Aux Arbres Citoyens"という歌のlve映像と和訳の歌詞を。

さらにその続編『セヴァンの地球のなおし方』、『食堂かたつむり』を紹介させて頂きます。


『未来の食卓』


ヤニック・ノアの"Aux Arbres Citoyens"
※下記の和訳は劇中からの文字起こしです。

”平野のセメント 山へ流れ
僕らの田舎や泉に毒があふれる
嵐に暴風雨 僕らの歴史も沈む
合言葉はいつも”健康なフリを”

世界を変える時が来た
樹々を持て 民衆よ
今こそ立ち上がる時が来た
明日に続く 世界のために

樹々を持てば ビンタを食らうかも
”まだ先のこと”だって? やり返せ
葦(アシ)の軍隊を立たせろ
ひざまずくのは もう終わり
確かに地球は丸いけど
誰にとっても これから丸いのかな

世界を変える時が来た
樹々を持て 民衆よ
今こそ立ち上がる時が来た
明日に続く 世界のために

誰かを責めている場合じゃない
自分の力で始めよう
闘いの時が来た・・・”
+++++++

本当にナイスな歌詞です!

補足として、ある方のブログから転載させて頂きます。

これはフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」の有名な「Aux armes, citoyens!」を
もじった言葉だそうです。「武器」ではなく「木々や自然」を持て、
というダイレクトなメッセージがフランス人の心に響いたのかかなりヒットしたようです。
また、ヤニック・ノアといえば、全仏オープン ローラン・ギャロスで1983年に優勝したこともある
元プロ・テニスプレイヤー。引退してからは、これまた本格的な歌手としてヒット曲を飛ばし、
今もフランス人のアイドル的存在とのこと。



『セヴァンの地球のなおし方』


『食堂かたつむり』


最後に一つ。
『未来の食卓』のキャッチコピーの中に、
オーガニックブームを巻き起こしたドキュメンタリー!!」と書いてあるのが、
ど〜しても気になりました。

「ブーム」、、、ですか?
もちろん、きっかけを作る事は素晴らしい事ですが、
食に関しての、ブームや流行りが、どうしても好きになれないです。

ダイエットや健康ブーム、「○○を食べると痩せる」などなど。。。

食に失礼です。

今は、、なんでしょうか、「麹」ブーム、、ですかね?
いい加減にして欲しいものです。

この手の情報に翻弄されている人、される人が一番不健康なのかも知れません。