opuesto / Tate’s Official Blog

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元市長の話

さて、そろそろ真面目な話をします。19日にINOMATA氏から教えてもらいまし
ある方のブログを引用させて頂きます。有り難うございます。

度肝を抜かれる狂った発言です。
※一部、放送禁止用語も含まれています。予めご注意して下さい。

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本日5月19日、国会で、自民党の高木毅が菅直人首相に退陣を強く要求した。
この高木毅の父親の高木孝一は元敦賀市長。原発を強く推進し、今日の福井県
原発銀座を作り上げた人物だ。そして、高木孝一は、原発推進のために、次の
ような最低な暴言を残している。

以下の発言は、1983年1月26日石川県羽咋郡志賀町で開かれた「原発講演会」
(地元の広域商工会主催)での、高木孝一敦賀市長の講演内容の一部。

カネにまみれた敦賀市長の暴言の記録だ。


〜『只今ご紹介頂きました敦賀市長、高木でございます。えー、今日は皆さん方、
広域商工会主催によります、原子力といわゆる関係地域の問題等についての
勉強会をおやりになろうということで、非常に意義あることではなかろうか、と
いうふうに存じております。…ご連絡を頂きまして、正しく原子力発電所という
ものを理解していただくということについては、とにもかくにも私は快くひとつ、
馳せ参じさせて頂くことにいたしましょう、ということで、引き受けた訳でございます。

……一昨年もちょうど4月でございましたが敦賀1号炉からコバルト60がその前
の排出口のところのホンダワラに付着したというふうなことで、世界中が大騒ぎ
をいたした訳でございます。私は、その4月18日にそうしたことが報道されまし
てから、20日の日にフランスへ行った。いかにも、そんなことは新聞報道、マス
コミは騒ぐけれど、コバルト60がホンダワラに付いたといって、私は何か(なぜ
騒ぐのか)、さっぱりもうわからない。そのホンダワラを1年食ったって、規制量
の量(放射線被曝のこと)にはならない。そういうふうなことでございまして、
4月20日にフランスへ参りました。事故が起きたのを聞きながら、その確認しな
がらフランスへ行ったわけです。ところがフランスまで送られてくる新聞には毎日、
毎朝、今にも世の中ひっくり返りそうな勢いでこの一件が報じられる。止むなく
帰国すると、“悪るびれた様子もなく、敦賀市長帰る”こういうふうに明くる日の
新聞でございまして、実はビックリ。ところが 敦賀の人は何食わぬ顔をしておる。
ここで何が起こったのかなという顔をしておりますけれど、まあ、しかしながら、
魚はやっぱり依然として売れない。あるいは北海道で採れた昆布までが…。

敦賀は日本全国の食用の昆布の7〜8割を作っておるんです。が、その昆布まで
ですね、敦賀にある昆布なら、いうようなことで全く売れなくなってしまった。ちょう
ど4月でございますので、ワカメの最中であったのですが、ワカメも全く売れなかった。
まあ、困ったことだ、嬉しいことだちゅう…。そこで私は、まあ魚屋さんでも、あるいは
民宿でも100円損したと思うものは150円貰いなさいというのが、いわゆる私の趣旨
であったんです。100円損して200円貰うことはならんぞ、と。本当にワカメが売れ
なくて、100円損したんなら、精神的慰謝料50円を含んで150円貰いなさい、
正々堂々と貰いなさいと言ったんでが、そうしたら出てくるわ出てくるわ、100円損
して500円欲しいという連中がどんどん出てきたわけです(会場爆笑、そして大拍手?!)。

100円損して500円貰おうなんてのは、これはもう認めるもんじゃない。原電の方は、
少々多くても、もう面倒臭いから出して解決しますわ、と言いますけれど、それはダメ
だと。正直者がバカをみるという世の中を作ってはいけないので、100円損した者
には150円出してやってほしいけど、もう面倒臭いから500円あげるというんでは、
到底これは慎んでもらいたい。まあ、こういうことだ、ピシャリとおさまった。

いまだに一昨年の事故で大きな損をしたとか、事故が起きて困ったとかいう人は
全く一人もおりません。まあ言うなれば、率直に言うなれば、一年一回ぐらいは、
あんなことがあればいいがなあ、そういうふうなのが敦賀の町の現状なんです。
笑い話のようですが、もうそんなんでホクホクなんですよ。

…(原発ができると電源三法交付金が貰えるが)その他に貰うお金はお互いに詮索
せずにおこう。キミんとこはいくら貰ったんだ、ボクんとこはこれだけ貰ったよ、裏金
ですね、裏金!まあ原子力発電所が来る、それなら三法のカネは、三法のカネとして
貰うけれども、その他にやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、協力金をよこせ、
というのが、それぞれの地域である訳でございます。それをどれだけ貰っているか、
を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけ貰った、ここはこれだけだ、ということで
エキサイトする。そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれん
だろうから、これはお互いにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこう
じゃないか、というふうなことでございまして、例えば敦賀の場合、敦賀2号機の
カネが7年間で42億入ってくる。三法のカネが7年間でそれだけ入ってくる。
それに「もんじゅ」がございますと、出力は低いですが、その危険性……、うん、
いやまあ、建設費はかかりますので、建設費と比較検討しますと入ってくるカネが
60数億円になろうかと思っておるわけでございます…
(会場感嘆の声と溜息がもれる)。

…で、実は敦賀に金ケ崎宮というお宮さんがございまして(建ってから)随分と年数
が経ちまして、屋根がボトボトと落ちておった。この冬、雪が降ったら、これはもう
社殿はもたんわい、と。今年ひとつやってやろうか、と。そう思いまして、まあたいした
カネじゃございませんが、6000万円でしたけれど、もうやっぱり原電、動燃へ、
ポッポッと走って行った(会場ドッと笑い)。あっ、わかりました、ということで、すぐ
カネが出ましてね。それに調子づきまして、今度は北陸一の宮、これもひとつ6億で
修復したいと、市長という立場ではなくて、高木孝一個人が奉賛会長になりまして、
6億の修復をやろうと。今日はここまで(講演に)来ましたんで、新年会をひとつ、
金沢でやって、明日はまた、富山の北電(北陸電力)へ行きましてね、火力発電所
作らせたる、1億円寄付してくれ(ドッと笑い)。これで皆さん、3億円既に出来た。
こんなの作るの、わけないなあ、こういうふうに思っとる(再び笑い)。まあそんな訳で
短大は建つわ、高校は出来るわ、50億円で運動公園は出来るわね。火葬場はボツボツ
私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画しておる、といったようなことで、
そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりが出来るんじゃなかろうか、と、そういうことで
私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っとる、信念!

……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が
全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)
おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。
どうもありがとうございました。(会場、大拍手)』〜
※引用文献:内橋 克人著 「原発への警鐘」 講談社文庫
※情報元:Letter from Yochomachi: 原発と地域振興

高木毅の父、高木孝一は、カネのためだけに原発を推進した政治家だ。
なぜ原発推進派には、清貧な人物が存在しないのか。原発を推進する人物は、多か
れ少なかれ、引用箇所のような利益を受けていると想像せざるを得ない。

だが、本当に原発誘致はリスクと引換に、地元に利益をもたらすのか。本当にもたらす
ならば、なぜ、福井県新潟県福島県のように、原発をずらっと並べる原発銀座を
必要があるのか。リスクを高めるだけ儲かるのか。

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いかがでしょうか?
敦賀市福井県原発問題に関しては、がっつり追わせて頂きます。