3つ、まとめてメモしておきます。
まずは、しょうもない施設の代表格、もんじゅから。。。
▼『装置落下の復旧完了=もんじゅ、費用21億円―原子力機構』
時事通信 8月8日(水)19時58分配信
福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で2010年、燃料交換用の装置が原子炉内に落下したトラブルで、
日本原子力研究開発機構は8日、新たに製作した装置が正常に動くことを確認し、
トラブル前の状態に復旧したと県や敦賀市に報告した。
もんじゅでは10年8月、燃料交換に使う炉内中継装置(長さ12メートル、重さ3.3トン)が
撤去作業中に落下。装置は衝撃で変形し、原子炉容器の上ぶたに引っ掛かって抜けなくなった。
原子力機構は昨年6月、装置を回収。経済産業省原子力安全・保安院の検査を受け、
新たな装置で正常に燃料が交換できることを確認した。
中継装置の回収や新規製作などに21億円かかったという。原子力機構はトラブルの責任を問い、
鈴木篤之理事長ら役員4人は給与の10%を1カ月間返納、
もんじゅの近藤悟所長は厳重注意の処分とした。
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もんじゅの落とし物に関しては、再三触れてきましたが、
(お時間のある方は、ブログ内の検索機能で『落とし物』と入れて検索してみて下さい)
トラブル前の状態に戻したところで全く意味がありません。
それに21億円ですか、、、苦笑いというか、、言葉になりません。
ただ、もんじゅ君がフジロックに出ていた事は笑えました。
津田大介氏とのやりとりが、BLOGOSにアップされていました。
▼『もんじゅ君がフジロックに登場! 「原発のことを話題にすることが一歩前進ですだよ」』
是非チェックして下さい。
そして女川原発です。
▼『燃料集合体、ほかにも17体欠損 女川3号、溶接不良か』
東京新聞 2012年8月10日 19時40分
東北電力は10日、女川原発(宮城県石巻市、女川町)3号機の燃料集合体1体で
外側の金属製カバーの一部に欠損が見つかった問題で、
3号機の残りの1385体の燃料集合体を調べた結果、17体に同様の欠損が見つかった、と発表した。
強度不足などが生じる大きさではないという。
今後1、2号機も調べた上で修理するかどうか検討するとしている。
原因について東北電は、溶接不良か、燃料集合体を移動した際、接触した可能性が考えられると説明。
欠損箇所などから、東日本大震災の揺れの影響ではないとの見方を示した。
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続いて、浜岡原発です。
▼『浜岡5号機、原子炉に腐食か 海水流入で広範囲に』
東京新聞 2012年8月10日 19時34分
中部電力は、昨年5月に原子炉圧力容器に大量の海水が流入した
浜岡原発5号機(静岡県)について、原子炉施設の広い範囲が海水で
腐食している可能性があると10日、明らかにした。
中部電は「塩分濃度は低く、腐食は問題ない程度。設備の清掃や交換で運転は可能だ」としている。
経済産業省原子力安全・保安院の専門家会議で説明した。
中部電は、原子炉施設の主材料のステンレスや炭素鋼の試験片を使い、
海水による影響を調べた結果、多くの試験片で厚みが減る「減肉」や腐食がみられた。
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海水に関しては、『海水注入「もったいない」=東電本社、廃炉恐れ―吉田所長は反論・福島原発事故』。
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