opuesto / Tate’s Official Blog

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血湧き肉踊り〜その1

8日に「50/50」と題して、出会いと別れ、
失うものと得るものの話を少しさせて頂きましたが、
その1つを書かさせて頂きます。


今月の1日にinfo宛に一通のメールが届き、
それは、『缶バッチ希望』という普通のオーダーメールでした。

その後、二転三転あり、その方からお礼の封書の中に、個展の案内が同封されていました。

「ん?」と。。。

その方は画家さんでした。
しかも、その個展の絵を見た瞬間、鳥肌が立ちました。
そうそうある事ではないのですが、、、久々に、ぞわっと何とも言えない感覚が湧き出てきました。

ホームページがあるという事で、早速アクセスしてみると、
そこには現在と過去の作品がアップされていました。

「す、、凄い、、、」と。。。

個展の会場は、山梨県笛吹市にあり『iGallery DC』です。
気軽に行ける距離ではないのですが、そわそわした日々を過ごしていました。

その間、デザインも煮詰まり、色々とモヤモヤする事が多く、
夏の終わりを感じたく、プチ旅行を兼ね昨日個展会場のある笛吹市へ行ってきました。

笛吹市
実は、ちょっと行ってみたかった町の1つでした。
7年くらい前、tvksaku sakuのワンコーナーで、「笛吹市のうた」という曲があり、
それが、大好きで大好きで、、、。

念願の笛吹市へ向け、珍しく早起きし午前中に出発しました。
あえて、特急などを使わず、のんびりローカル線の旅を。。。


(2012年08月26日 車窓から〜RICOH CX4)

立川、高尾、大月を経由し、ボックス席のある懐かしい列車で、どんどん山の中へ。。。
車内もガラガラで、最高でした!

車窓からの景色や木漏れ日が、これまた最高に旅気分を演出してくれます。
ローカル線の醍醐味です!


(2012年08月26日 車窓から〜RICOH CX4)


(2012年08月26日 車窓から〜RICOH CX4)

のんびり列車に揺られる事、3時間弱。
15時少し前に目的地の石和温泉駅に到着しました〜。


(2012年08月26日 石和温泉駅ホームにて〜RICOH CX4)

避暑地的な涼しさは期待していませんでしたが、、、流石の盆地。
時間帯もあり尋常じゃない暑さ、、です。
重い暑さといいますか、入った事は無いですが、電子レンジの中のような。。。
路上では、石焼、、、焼肉の肉になった気分でした。


(2012年08月26日 石和温泉駅ホームにて〜RICOH CX4)

駅前のデパートへ一時避難をしつつ、お茶が出来そうな店を探しつつギャラリー方面へ。

果実で有名な笛吹市だけあり、道中、葡萄がたわわに実っていました。

しかし、お店がほぼなく、お茶をしつつ休憩出来る所が見当たらず、
路上の警備員のおじさんに訪ねた所、「この中の奥にあるよ〜」と。
そこは、JRA WINSでした(苦笑)。仕方なく入りましたが、
あまりにも混沌としていた雰囲気に馴染めず、外へ。。。


(2012年08月26日 JRA WINSにて〜RICOH CX4)

気を取り直して、ギャラリーへ。


(2012年08月26日 iGallery DCにて〜RICOH CX4)

中には、ギャラリーのオーナー風の渋い男性と女性が。。。


1つにまとめる事が出来なかったので、、、、

〜つづく〜

血湧き肉踊り〜その2

〜つづきです〜

ギャラリーの中からは、丸見え状態でしたので軽く会釈をしつつ、扉を明け中へ。。。

空間的には、ひと部屋という感じなので逃げ場はなく、ある意味ここからが勝負です。
小さいギャラリーは、そこが面白いのですが、苦手な人に取っては地獄のような空間かも知れません。
しかし、私はワクワクしていました。

まず入り口には、案内のハガキに書いてあったあれが出迎えてくれました。
出会いのキッカケになった貴重な絵です。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香I」サイズF8(45.5×38cm)〜RICOH CX4)

寄ってみます。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香I」サイズF8(45.5×38cm)〜RICOH CX4)

取りあえず1枚1枚の説明や感想は書かないようにします。。。
絵を語る程の知識もないので、個々で、じっくりご覧になって下さい。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「彼方II」F6(32×41cm)〜RICOH CX4)

光とカメラの関係で、若干色見が伝わるか難しいですが、寄ってみます。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「彼方II」F6(32×41cm)〜RICOH CX4)

次です。

少し大きめです。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「出現」F20(91×60.5cm)〜RICOH CX4)


(2012年08月26日 iGallery DCにて「出現」F20(91×60.5cm)〜RICOH CX4)

もっと寄ってみます。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「出現」F20(91×60.5cm)〜RICOH CX4)

上手に正面から撮れませんでしたが。、、、これも凄い作品です。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「彼方I」F30(91cm×72.5cm)〜RICOH CX4)


(2012年08月26日 iGallery DCにて「彼方I」F30(91cm×72.5cm)〜RICOH CX4)

下の部分に寄ってみます。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「彼方I」F30(91cm×72.5cm)〜RICOH CX4)

次です。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香II」F30(91cm×72.5cm)〜RICOH CX4)


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香II」F30(91cm×72.5cm)〜RICOH CX4)


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香II」F30(91cm×72.5cm)〜RICOH CX4)

今回の個展の中でも、ひと味違う作品がこちらです。
こちらも、かなりヤバいです。。。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「空II」F20(91×60.5cm)〜RICOH CX4)

会場の奥に飾ってあった1枚です。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香III」F4(24×33.5cm)〜RICOH CX4)

寄ってみます。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香III」F4(24×33.5cm)〜RICOH CX4)

心の中で「なんだ、、こ、、れ」と絶句した1枚がこちらです。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「空I」F15(65×53cm)〜RICOH CX4)

勇気を出して寄ってみました。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「空I」F15(65×53cm)〜RICOH CX4)

そして最後の1枚です。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香IV」 F4(24×33.5cm)〜RICOH CX4)

美しいです。


(2012年08月26日 iGallery DCにて「夜花香IV」 F4(24×33.5cm)〜RICOH CX4)

以上9点が展示されていました。

一通り観た頃、オーナーの方が女性の方を見て、
「彼女が作家の石塚さんです。何か聞きたい事があれば。。。」と。


ビンゴでした!

私にメールをくれた方、その画家さんの名前は、石塚雅子さんです。

「あの。。。缶バッチの件で連絡を頂いた者です。。。」と挨拶をしたところ、
「えっ!」と驚いてくれました。

まさか私が来るとは思っていなかった様子でした(苦笑)。

私が汗だくだったのもあり、オーナーさんが冷たいお茶とイスを出してくれ、
石塚さんの過去の作品をまとめた、嬉し過ぎる程の厚めのファイルを2冊見せて頂きつつ、
贅沢にもご本人に解説もして頂き、、、、初対面だというのに、2時間弱、、、話し込んでしまい、
気付けば夕暮れ時でした。

なんとも有意義であり勉強になる時間は、無情にもあっと言う間に過ぎ去るものです。


個展は、9月9日(日)まで、木金土日曜日と開催しているのですが、
石塚さんが毎日いらっしゃるわけではなく、昨日だからこそ、ゆっくりお話させて頂く事が可能だったようです。
本当にラッキーでした。。。

その後、会場の雰囲気も写真に撮らせて頂きました。


(2012年08月26日 iGallery DCにて〜RICOH CX4)


(2012年08月26日 iGallery DCにて〜RICOH CX4)


(2012年08月26日 iGallery DCにて〜RICOH CX4)


最後に握手をして頂き、さらにギャラリーの外まで見送って頂き、
後ろ髪を引かれつつ、ギャラリーを後にしました。

ただ、この手の絵は写真では伝わりにくいのが事実です、、、。
是非、ギャラリーへ足を運べそうな方は是非行ってみて下さい。
私は、往復約6時間くらいでしたが、それでも本気で行って良かったと心の底から思いました。

変な話、無料でこの作品を間近で観る事が出来て、運が良ければご本人と話をする事も出来る。
そんな素晴らしい事はないです!

本当に興奮した時にそれを表現する事が私は苦手なので、
タイトルの『血湧き肉踊り』は、キミドリの名曲"オ・ワ・ラ・ナ・イ(OH,WHAT THE NIGHT!)"の
一節を引用させて頂きました。

〜まだ、少しつづきます〜

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先程、リンク集にも追加させて頂きましたが、改めて紹介させて頂きます。


●画家 石塚雅子
HP--->http://www.ishizukamasako.com/

●『iGallery DC』
〒406-0031 山梨県笛吹市石和町市部789-99 tel 055-262-0309
HP--->http://igallery.sakura.ne.jp/dc17/dc17.html

ご自身のHPで、過去の作品も見る事が出来ますので、是非是非!!