opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

未来ある子供たちを守る為のリテラシーとバイアス


(2012年03月21日 ベランダからの空〜RICOH CX4)

昨日、春分の日に関東圏で『春一番』が吹きませんでした。
12年振りに吹かなかったそうですが、夜、なかなかの風が吹いていました。
少し気持ちが良く感じたので、グラス片手にベランダで星を眺めつつ一服していました。
今期の冬は、将軍様が全国各地で暴れましたので春が待ち遠しいです。

今日は、スッキリとした青空が広がっています。
花粉やセシウムなどを気にせずに生活出来れば、さらに良いのですが、
そんな能天気な事は、もう言えないのですが。。。


3月11日から10日が過ぎ、親父の一回忌もクリアーし、ここ数日間、
立ち止まって冷静に情報を整理しつつ、方向性を再確認していました。

そのキッカケとなったのは、9日に放送された
NHKスペシャル 3.11 あの日から1年 南相馬 原発最前線の街で生きる』です。

沢山の震災関連の特別番組が放送され、全てをチェック出来ている訳ではないのですが、
この南相馬市の話は、ダイレクトな悲しみではなく、深いボディーブローのように響きました。

20キロ圏というボーダーラインを引かれ、そのすぐ外で暮らす方の現状と言葉は、
なんとも言えない程、重かったです。諦めに近い事を口にする大人や若者が沢山居ました。
その人達が、何故そんな事を言うのか、冷静に考えてみましたが、地元愛と移住も出来ない現実、
市や国、東電に対しての、強い歯痒さが強烈に伝わってきました。

そうでもしないと(言わないと)やっていられない、、、のです。

福島の原発に関して、東京に住んでいる人達が「原発反対!」と唱えた時に
地元の人達が、「何を、、言っているんだか(苦笑)」と言っていた事を、ふと思い出しました。

偽善に聞こえるでしょうね。

もちろん、原発の根が深い問題を理解して反対を唱えている人達であれば、
地元の人達と少しでも話しが出来ると思いますが、それ意外は無理でしょうね。

地元住民の方々の現実的な考えと、私のような関東圏で暮らす人間の温度差、
虚しさを数日間感じていました。

『今、出来る事は?』と、改めて考える必要があります。


1年が経過して、情報が錯綜していた感は、良いのか悪いのか少なくなり、
報道で触れる事はさらに少なくなり、さらにバカの一つ覚えのように「安全です!安心して下さい」と
洗脳に近い呪文を連呼する政府とメディア。

人は単純なもので、連呼されれば、「そっか〜、もう平気か〜」と感じると思います。
さらに、今日のような陽気になり気温が上昇し、桜でも咲けば一気に花見モードでしょうね。

そうやって、まだ何も終わっていない問題に関して、現地(地元)の人と、そうでない人の差が生じます。


〜私には真実を知る権利がある、そして未来ある子供たちを守る〜』。

この、ぼやきにも近いブログは、本当に何かの役に少しでもたっているのか、、と
落ち込み、考える事も、もちろんあります。

先程触れた南相馬市の話には、子どもは出てきていません。
子どもを持つ父親が地元に残り、母子は避難させているからです。
しかし現状、46000人以上の方々が今も南相馬市で生活をしています。
その中には子ども達も居ます。


最近、関東圏では『首都直下型地震』にバイアスが流れているように感じます。
その気持ちも十分に分かりますし、備えは必要です。
ただ、そればかりに気を取られて、今の汚染状況(空間、食べ物を含め)が
手薄になっているような気がしてなりません。

『未来ある子供たちを守る〜』為に、今一度、足下を見失わないように
キチンと整理したいと思います。

そして、1年経過して、『今、本当に自分に出来る事は?』

それを考えたいと思います。

メキシコでM7.4の地震

のんきに悩んで足下を見ている隙にメキシコでM7.4の地震が発生していました。


(20日、メキシコ市で、高架橋から落下したコンクリート片の直撃を受けた乗合自動車)


(20日、メキシコ市、地震後、通りに避難した市民)

▼『メキシコでM7.4の地震、死者の情報なし』
AFPBB News 2012年03月21日 07:08 

米地質調査所(US Geological Survey、USGS)によると、
メキシコ南部で20日午後0時2分(日本時間21日午前3時2分)ごろ、
マグニチュード(M)7.4の地震があった。南部では多数の住宅が損壊し、
首都メキシコ市(Mexico City)では驚いた人たちが路上に飛び出したが、
これまでのところ死者が出たという情報はない。

USGSによると震源はゲレロ(Guerrero)州とオアハカ(Oaxaca)州の間に
位置する太平洋岸のリゾート地アカプルコ(Acapulco)の南で、
近くではマグニチュード5.1の余震も起きた。

フェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)大統領は、
自身のツイッターTwitter)アカウントに「地震による深刻な被害の報告はない」と
書き込んだ。ゲレロ州知事は地震から2時間後に同国ミレニオ(Milenio)テレビに対し、
メキシコ南部で500以上の住宅が損壊、あるいは倒壊したが、
ゲレロ、オアハカ両州ではこの地震で死亡した人はいないと語った。
また震源に最も近い街オメテペク(Ometepec)で学校など公共施設に被害が
出ていないかどうか調査中だと述べた。

米政府は、バラク・オバマBarack Obama)大統領の娘で、
春休みでメキシコに滞在していたマリア(Malia Obama)さんは無事だったと発表した。

太平洋津波警報センター(Pacific Tsunami Warning Center)は、
大規模な津波は発生していないが、局所的に津波の影響が出る恐れはあるとしている。

首都メキシコ市ではビルが揺れ、オフィスで働く人たちが道路に飛び出した。
地元のラジオ局「フォルマト21(Formato 21)」は、メキシコ市北部でバスの上に
歩道橋の一部が崩れ落ち、1人が負傷したと報じた。バスには乗客はいなかった。

市内では電話線や電線が切れて交通信号も消えたが、メキシコ市長は、
ヘリコプターで上空から調べたところ大きな被害は出ていないと述べた。


アカプルコ(Acapulco)

ーーーーーーー

早速、メキシコに居る知り合いにメールを入れておきました。

返信がありましたら、また更新させて頂きます。

ーーーーーーー

(15:00) 
追加です。

早速返信がありました。

tateさん
ありがとうございます!
本当にびっくりしましたが、無事です。
メキシコシティ震度6.5くらいだったのですが、
それほど被害はでなかったようです。
揺れが、続いたので これからも気をつけます。


取りあえず、無事で良かったですが、メキシコシティー震度6超えだったそうです。
被害が拡大しない事、余震が心配されます。。。

ロマンス・プレイ

アホな記事を見つけましたので、メモしおきます。

▼『車掌が回送列車でわいせつ行為の疑い』
NHK 3月21日 13時29分

出会い系サイトで知り合った女子高校生を、小田急線の回送列車に無断で乗せて、
わいせつな行為をしたなどとして、33歳の車掌の男が逮捕されました。
警察の調べに対し、車掌は「覚えていない」と容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、東京・練馬区に住む、小田急電鉄の車掌、関根隆雄容疑者(33)です。
警察によりますと、関根車掌は、去年12月25日、小田急線の特急列車「ロマンスカー」の
回送車両に16歳の女子高校生を乗せて、胸を触るなどのわいせつな行為をしたとして、
神奈川県の青少年保護育成条例違反などの疑いが持たれています。
調べに対し、関根車掌は「肩は抱いたが、そのあとのことは覚えていない」と容疑を
否認しているということです。2人は携帯電話の出会い系サイトで知り合い、関根車掌が、
途中駅のホームで待つよう指示したうえで、客室のドアを開けて女子生徒を乗せたということで、
警察が当時の詳しいいきさつを調べています。
小田急電鉄は「皆様に多大なるご迷惑をおかけして深くおわび申し上げます。
事実関係を確認のうえ、厳正に対処します」とコメントしています。
ーーーーーーー

クリスマスになにをやっているのでしょうか、、。

巧妙というか、そこで、、って感じですね。

狂っています。

またしても悩める30代の犯行です。



(0:05)※タイトルを変更させて頂きました。
追加ですが、この事件で、気になる事が。。
「途中駅のホームで待つよう指示したうえで、客室のドアを開けて女子生徒を乗せた」と。
回送電車で、こんな事が出来るのか、、と。何処の駅か分かりませんが、近くに人が居たら
妙だなと、、気付きますよね。。。不思議です。


それと、ロマンスカーというのも苦笑いです。

ロマンスカーとは?
・ロマンスシートを設けた電車やバス。

ロマンスシートとは?
・劇場・乗り物などで、二人掛けのソファー式の座席。
[補説]英語ではlove seat

ロマンスとは?
1、空想的、冒険的、伝奇的な要素の強い物語。
    特に中世ヨーロッパの、恋愛・武勇などを扱った物語をいう。ロマン。
2、恋物語。恋愛小説。
3、叙情的な内容の歌曲あるいは小規模な器楽曲。
4、男女の恋愛に関する事柄。恋愛事件。
[補説]元来は、ラテン語の俗化したロマンス語で書かれた物語の意。


まさに、、という感じですが、この手の行為は、「ロマンス」ではないです。

さらに余談ですが、バブル期、週末の箱根行きのロマンスカーは、
訳ありのカップルだらけだったと聞いた事があります(苦笑)。


そんなどうでも良い余談でした。

ブログを書いている間、頭の中のBGMは、
山下達郎氏のあの名曲が流れていました。