ちょっと気になる記事を見つけました。
メモしておきます。
『臨界・腐食防止で使用 処理水の有害物質放置』
東京新聞 2012年1月6日 07時06分
福島第一原発で、高濃度汚染水を処理した水には、腐食防止などのため大量の化学物質が含まれ、
この水が海に放出されると、放射性物質とは別に汚染を引き起こす可能性のあることが、
東京電力などへの取材で分かった。水は原子炉の冷却に使われるが、建屋地下への地下水流入で、
使い切れないほど水量が増え、既設タンクは残り容量が少ない。
混ぜられた化学物質はいずれも有害だが、東京電力も国も、この問題を放置している。
投入されている化学物質は、ホウ酸やヒドラジン。
ホウ酸は核燃料が連鎖的に分裂する臨界を防止する働きがあり、年末までに百五トンを投入。
ヒドラジンは原子炉などの金属材の腐食を防ぐ役割で、七十三トンを入れた。
ただし、いずれの物質も人体に悪影響がある。ホウ酸はゴキブリの駆除剤にも使われ、
人間が吸い込むと、吐き気や下痢などの症状が起きる。ヒドラジンは、皮膚に触れると激しくただれ、
体内に取り込むと中枢神経や肝臓、腎臓の機能障害を引き起こすとされる。
そのため、水質汚濁防止法などにより規制がかけられている。
汚染水の場合、放射性物質にばかり目が向けられがちだが、外部への放出となると、
こうした化学物質による海洋汚染も無視できない問題となる。
東電は十四万トンの処理水タンクを準備しているが、早ければ三月にも満杯になる可能性がある。
水があふれるのを防ぐため、原発の敷地にまけば作業員らの健康問題につながる可能性があり、
海洋に放出すれば、新たな魚介類への汚染を引き起こしかねない。
東電担当者は、放射性物質に関しては「仮に放出する際は、可能な限り浄化する」としているが、
化学物質となると「現時点では特に検討していない」という。
環境省も、化学物質の問題には着目していない。
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聞き慣れない『ヒドラジン』について調べていたところ、流石です。
「ざまあみやがれい!」に詳しくアップされていました。
『高濃度汚染水の処理水に含まれる、猛毒ヒドラジンがしゃれにならん……。世界各国で使用中止の物質!』
このヒドラジンは、所謂危険物マークが、ドクロという最高に危険なものとの事です。
詳細は、上記の「ざまあみやがれい!」のページをチェックして下さい!