今日の午前中、
露骨な情報操作を垣間見ましたので、
例を挙げて紹介させて頂きます。
”ロシアが化学物質攻撃を〜”
というニュースです。
”ウクライナが”や、
”ロシアが！”などの感情を一度捨てて、
フラットな状態で読んでください。
もちろん、
各報道機関にも‥です。
これが情報を精査する上で
大切なポイントです。
私が一報を目にしたには、
そのタイトルは‥
”「ロシアが化学物質攻撃」 南東部 呼吸困難も―ウクライナ主張”
記事を読むと、
NHKも同様‥
アメリカ国防総省のカービー報道官は11日、声明を発表し「われわれはロシア軍がウクライナのマリウポリで化学兵器の可能性があるものを使用したとするソーシャルメディア上の報告を承知しているが、現時点では確認できず、引き続き、状況を注視する」としました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220412/k10013578181000.html
テレビなどの
ニュース画像のタイトルは
”ロシア軍が有毒物質使用”と。
確認できていない情報を‥
まるで事実のように伝えてしまう危険性‥。
「〜か」や
「？」は‥一切無し。
このタイトルだけを見た人の大半は、
これを確定情報と思い込んで
「ロシアっっ〜〜！！！」となることでしょう。
これが所謂‥
情報操作の一つです。
一方‥
テレビ朝日は‥
ロシア軍の攻勢が続くウクライナ南東部のマリウポリで、ロシア軍が何らかの有毒物質を使用し、市民らが呼吸不全に陥っていると地元当局が明らかにしました。マリウポリ市議会によりますと、11日、ロシア軍がウクライナ軍や市民らに対し何らかの有毒物質を使用し、市民らが呼吸不全に陥っているということです。在トルコ・ウクライナ大使館は、有毒物質はドローンから投下されたと発表しています。ロシア軍が化学兵器を使用した可能性があります。また、マリウポリの市長はAP通信の取材に応じ「街の通りには遺体が、じゅうたんのように敷き詰められている」と惨状を訴え、全体の死者数は2万人を超えるおそれがあるとしています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000251196.html
文章の内容は肯定的ですが、
一応、タイトルには『〜か』と明記しています。
たかが一文字ですが、
個人的には大きな差が
あると思います。
ちなみに、
上記の三社が第一報を出した時間を見ると‥
・テレビ朝日：08時02分
・NHK：09時32分
・時事通信社：11時03分
※時間が早い方が情報量が少なく、情報が錯綜しがちです
ネットニュースが主になった時代、
ニュースタイトルだけで
読んだつもりになる人が多いと
聞いたことがあります。
そんな時代と知っていて、
このようなタイトル、
テロップの使い方は‥
どうなのでしょうか？
あっちの言い分は
「記事にはキチンと書いてあります。
早とちりした方が、いかがなものかと」と
ほぼほぼこんな温度です。
兎に角‥
この争いが始まって以来‥
報道が偏りすぎです。
それが最も危険だと気付いてください。
”どっちが悪だ！
どっちが正義だ！！”の議論の前に、
目の前の報道のあり方を冷静に見てください。
一旦、止まって考えてください。
今までも数え切れない争いが
世界中で起きていました。
それなのに‥
なぜ今回は‥
連日‥（日本でも）報道されているのでしょうか？
今まで‥
ウクライナを意識して生活をしていましたか？
”ウクライナが何処にあるのか”、
”大統領が誰なのか”‥知らなかったのでは？
私は大統領の名前を知りませんでした。
ロシアは‥色々とあるので、
”心底ロシア大好き！！”という人は
もしかしたら少ないかも知れませんが‥。
争いが始まった時期を思い出してください。
北京オリンピックが終了して、
パラリンピックが始まる約1週間前‥。
開催中ではなく、丁度‥
空きの時期。
オリンピックが好きな人も嫌いな人も
世界に意識が向いているタイミングです。
もちろんSDGsの流れもあります。
だから‥こそ‥
そこまで違和感なく‥
今回の争いの報道を受け入れたと思います。
この偏った報道の本当の狙いは‥
これから起きることへの布石です。
冷静に情報を精査できないように
誘導されていることに気付いてください。
タイトルの一文字
『〜か』の重要性を
理解してください。
おっと‥っと、
ちょっと熱くなってしまいました。
ですが、
本当にやばいので書かせて頂きました。
さて‥
夏日の今日‥
仕込んだ”おでん”を仕上げてきます。
