opuesto / Tate’s Official Blog

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観天望気

2日前の11日(日)の午後、富士山で初冠雪が観測されました。
富士山の初冠雪は去年より5日早く、平年より11日遅いということです。

その日、南海上沖に台風のタマゴ、熱帯低気圧が発生し、
今後台風になるそうです。

が、ちょっと面白い話がありましたので、
また今村さんの天気予報からメモしておきます。


『観天望気』(かんてんぼうき)
〜昔から地元で言い伝わる天気のことわざ〜

富士山の初冠雪に関してのことわざがあるそうです。

・三浦周辺
「富士山に雪来れば台風来ず」

・小田原周辺
「富士山の頭が白くなると台風は来ない」


そこで過去64年分の台風のデータをチェックしたところ、
上陸しなかったのは55年、確率にすると86%上陸しないという結果が出ました。

面白いデータです。

※補足ですが‥
この「上陸しなかった」というデータはあくまでも関東の話だそうです。


こちらで季節ごとの観天望気がチェック出来ますので是非。


11日(日)久々に散歩へ出掛け、
道中、電車内から空を見ると、なかなかハードな雲と共に
うろこ雲が見え「秋だな〜」と。

「ん?でも、うろこ雲って、なんであんな形状なのかな?」と。

ちょっと調べてみました。

正式名は「巻積雲(けんせきうん)」です。

呼び名は、うろこ雲の他にいわし雲などと呼ばれる事も。

上空高く高度 5 - 15 km 程度に浮かび、雲を構成する粒は氷の結晶からできている。
基本雲形(十種雲形)の一つで、上層雲に分類される。ラテン語学術名は巻雲(cirrus)と
積雲(cumulus)を合成した cirrocumulus(シーロキュムラス)で、略号は Cc。


なんのこっちゃ(苦笑)。

簡単に言えば高いところにある雲のようですね。

分かりやすい図を見つけました。

上の図のように雲は移動していくため、1〜2日後には、雨を降らせる
乱層雲(らんそううん)が近づいてくることになる。


乱層雲の先頭集団の一部という事ですね。

勉強になりました。


初冠雪の富士山や、うろこ雲の写真を検索している中で、
もの凄い1枚を発見しました。

夜の旅人さんという方の写真です。

富士山とうろこ雲の夕景‥。

こちらでチェック出来ますので、是非!