不安定な天気が続いています。
近くで雨が降っているようで空が真っ暗になっています。
今日は久々に体調を崩しダウンしています。
そんな中、録画しておいた『沖縄戦 全記録』を観ていました。
70年経った今も続々と見つかる物言わぬ遺骨。
太平洋戦争中、地上戦としては最大の民間人犠牲者を数えた「沖縄戦」。
なぜ、9万人超もの住民の命が奪われるに至ったのかー。
NHKは、これまで明らかになっていなかった沖縄戦の全体像を、
新たに発掘した軍関係の資料や戦死者の記録などに基づき専門家と分析。どこでどれだけの犠牲が出たのか、沖縄戦の記録を詳細にデータ化し、
全貌を明らかにした。そこから見えてきたのは、日米両軍の「軍事的決断」が
もたらした、あまりにも重い結果である。日本軍は沖縄戦を、本土進攻までの“時間稼ぎ”と考えていた。
しかし戦争も末期、兵力不足は深刻で、女性や子どもまでも戦場に動員。
軍民が“一体”となった状態で持久戦を行った結果、住民の犠牲が激増していた。
一方、沖縄戦を短期間で決着させようとしていたアメリカ軍。
住民の犠牲を極力避ける方針を掲げていたにもかかわらず、実際に戦闘が始まると、
ゲリラ的戦いを繰り広げる日本軍に手を焼き、攻撃は無差別に。地形が変わるほどの砲弾の雨を降らせ、日本兵と住民が混在する洞窟を
焼き尽くすなど、戦いは凄惨なものになっていった。番組では米軍が撮影した膨大な未公開フィルムと1000本にのぼる
住民たちの生々しい証言テープ、「映像と音声」で沖縄戦を再構築しながら、
日米の兵士たちを狂気へと追い込み、南の島を悲劇の戦場に変えた
“軍民一体”の地上戦の実態に迫る。
違法ですが、you tubeにもアップされていました。
(NHKスペシャル 沖縄戦・全記録 - 2015年06月14日)
違法ですが、是非観て考えて欲しい内容でした。
目を背けたくなるシーンもあると思いますが、
戦争を知らない私たちは、こうした映像、記録から戦争の残酷さを学ぶ事しか出来ません。
これらを知り、今国が進めているあの法案の事を真剣に考えて欲しいです。
”何の為に戦争をするのか?”
”誰の為に戦争をするのか?” を。