opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

1987~2011~2015

流石に眠れそうにないので朝になる前に1つ更新しておきます。

日付は変わっていますが…
今日(10日)は、特集ドラマ『LIVE!LOVE!SING!〜』の放送を楽しみにしていました。


今から約15時間前、脚本家 一色伸幸さんのツイートです。


「ラジオ」が「波の数だけ抱きしめて」女川版だというのは自覚してた。
でも人に指摘されて気づいた。「LIVE! LOVE! SING!」は「僕らはみんな生きている」福島版だ。
西アジアで内戦に右往左往する商社マンたちと、混沌の故郷で迷う18歳たち。ふ〜む。


「んっ?僕らはみんな生きている…?」

驚きました…あの漫画の原作が一色さんだったと気付き本棚から…。


(2015年03月10日『僕らはみんな生きている』〜RICOH CX4)

山本直樹さん作画で、1992年より『ビッグコミックスピリッツ』に
連載されていた作品です。私がこれを購入したのは1999年です。
(当時は全4巻で発売されていたものが、この年、上下巻2冊になり再び発売されました。)

その当時は全く原作者を気にしていませんでした。

休憩中に数年振りに、一気に読んでみました…。

当時読んでいなかった、あとがきも。


(2015年03月10日『僕らはみんな生きている』〜RICOH CX4)

1993年には真田広之さん主演で映画化されています。

あとがきを読むと1987年の暮れに一色さんの中でアイディアが固まり、
その夜2時間でストーリーを完成させたそうです。

1987年と言えば…
一色さんの大ヒット映画『私をスキーに連れてって』が公開された年です。

しかし予算的に厳しいという事で、ある方が…「このままじゃ映画化は無理だ。
一度劇画にして、ヒットさせてそれを原作にして映画にしたらどうだろう」と。

藁をも掴む思いでこの案に乗り、条件として作画は山本直樹さんに…と。

その後連載がスタートする1992年に、映画がクランクインしたそうです。

1987年…私が15歳の頃の話です。

その点と点が、今日のドラマで繋がりました。


リアルタイムで特集ドラマ『LIVE!LOVE!SING!〜』を観ました。

どうしても特集ドラマ『ラジオ』が凄すぎたので期待してしまいそうでしたが、
出来る限りフラットな気持ちで観ようと。

しかし…冒頭数分の何気ないシーンで涙が…。

困ったものです。


想像以上にセリフが少なく、ずっしりとした展開で、
その後、録画しておいたものを再度観ました。

1度では分からない演出やセリフが少しだけ見えてきました。

まだ自分の中で整理出来ずにいますので、感想などは書きませんが、
今までと違う響きを自分の中で感じました。


「…この4年間……自分が被災地へ行けない理由……」


ドラマの影響か、久々に大声を出したくなりました。

喉が切れるくらい叫びたいです。