おはようございます。
ほとんど眠れないまま暑さで目が覚めてしまいました。
朝方の妙な地震も嫌な感じでしたが…。
起きてテレビをつけ、改めて広島の被害に正直驚きました。
同時多発という言葉はあまり使いたくないのですが、
土砂災害で被害があった主な地域を見ても、
安佐北区可部町桐原、可部東、安佐南区八木、緑井、山本と五カ所。
他にも被害が出ているところもあるそうです。
友人の介護施設『玄玄』は佐伯区という地域ですが、
そこでも近くの峠で被害があり(昨日の時点で)
通行止めになっていると聞きました。
また広島県では県土の約7割を山地が占め「土砂災害危険箇所数」が
全国最多の3万1987カ所にのぼるそうです。
※『都道府県別土砂災害危険箇所』は国土交通省HPでチェック出来ます。
県によると、同危険箇所は今回被害のあった広島市にも分布。
地質は風化が進んだ崩れやすい花崗(かこう)岩と、まさ土(ど)との事です。
15年前の1999年にも31人が死亡、1人が行方不明になった豪雨災害が。
これを機に土砂災害防止法が制定され、広島県は同法に基づいて土砂災害の
恐れがある土砂災害警戒区域(イエローゾーン)や、特に危険の高い
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定を続けているそうです。
ただ、今回被害の出た安佐南区八木などは、
まだ指定に向けた作業が行われていなかったと…。
東日本大震災の大津波で改めて知った水の恐怖を思い出してしまいました。
死者39人、不明7人。
一刻も早く、不明の7人の方が見つかる事を祈っております。