圧力や情報操作は日々行われていますが、
選挙となると、さらに厳しくなります。
ピーター・バラカン氏が2014年1月20日放送のラジオ番組内で、
都知事選終了まで原発の話題に触れないよう複数の放送局から
告げられたと打ち明けていましたが、昨日、NHKの籾井勝人会長は
5日午前、参院予算委員会に参考人として出席し、NHKのFM番組に
レギュラー出演しているピーター・バラカン氏に対し、
東京都知事選が終わるまでは原発問題に触れないよう
要請していたことを明らかにしました。
これは、表面化した一例だと思います
ネット社会と言ってもやはり影響力が強いのは、
テレビやラジオ、新聞などです。
そこにお偉いさん達から…圧力を…です。
そんな中、テレビ朝日からの記事をメモしておきます。
▼『福島第一原発、作業現場で高放射線量を計測』
テレビ朝日 02/05 22:42
福島第一原発の4号機では、使用済み核燃料を貯蔵しているプールから燃料棒を
運び出す作業が続いている。
今回、高い放射線量が計測されたのは、プールの上に
設置された作業台と燃料棒を移動させるためのクレーン付近だ。
実際の映像では、緑色の構造物付近にあたる。
放射性物質の「コバルト60」が発する人体に影響の大きいガンマ線が
出ていることが分かった。その量は、核燃料をつり上げる装置の上で
1時間あたり81マイクロシーベルト、プール内のがれきを取る作業台の上で
90マイクロシーベルトだった。
被ばく量が1時間で100マイクロシーベルトを超えた作業員もいたという。
原子力規制委員会は、東京電力に早急に対策を取るよう求めている。
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作業場の線量が高くなる事は、
はじめから分かっていたのではないでしょうか?
「〜早急に対策を〜」
作業員が被ばくし続けている中で、相変わらず呑気な発言です。。。
廃炉へ向けて、この手の作業は数十年と続きます。
その間、作業員の被ばくは…と、考えると…。
さらに、普通に見積もっても作業員不足に陥るそうです。
そこにきて、2020年の東京オリンピック…。
お偉いさん達は、優先順位が分からないのでしょうか?
私も含め、みなさんが普通に生活出来ているのは、こうした作業員の方々が、
”命がけで作業しているから” だという事を忘れないで下さい。