opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

映画『フード・インク』から学ぶ事

先日、映画『フード・インク』をじっくり観させて頂きました。

分かりやすく、えぐいシーンも極力少なく、音楽も『パリ・テキサス』ばりに良かったです。
オススメ致します。

第1章「すべての食品はファストフードに」
第2章「豊かさの選択」
第3章「予期せぬ結果」
第4章「1ドル・メニュー」
第5章「草の中に」
第6章「目に見えないコスト」
第7章「種からスーパーマーケットまで」
第8章「秘密のヴェール」
第9章「システムに対するショック」

9つのセクションで構成されていて、教材のような分かりやすさです。
但し、若干、、、肉を食べる事に抵抗が出てきます。若干ですが。。。

あのモンサント社アメリカ政府、司法の関係も描かれています!
頭が良い人達のえぐさが露骨に見えてきます。

この映画を観つつ、その根本的なシステムが、何かに似ているな〜と。
そうです、原発の複雑な利権問題、既得権益、そのものです。

映画を観る時間がない人は、こちらのサイトでざ〜っと内容が分かりますので、是非。

■『今週末見るべき映画「フード・インク」
イズムコンシェルジュ 2011年1月21日 00:00

映画のエンディング・メッセージが印象的でしたので、メモしておきました。

「この手の話、良く分からないし〜、興味ないんだよな〜」という方。
このメッセージだけでも読んでみて下さい。

+++++++

ーYou can vote to change this system.
Three times a day.

システムを変えるチャンスが1日3回ある


ーBuy from companies that treat
workers, animals, and the environment with respect.

労働者や動物に優しく環境を大事にする企業から買う


ーWhen you go to the supermarket, choose foods that are in season.
Buy foods that are organic. Know what's in your food.Read labels.

スーパーに行ったら旬なものを買う。有機食品を買う
成分を知る。ラベルを読む


ーBuy foods that are grown locally.
Shop at farmers' markets.
Plant a garden.(Even a small one)

地産食品を買う
農家の直販で買う
家庭菜園を楽しむ(たとえ小さくても)


ーCook a meal with your family and eat together.

家族みんなで料理を作り、家族そろって食べる


ーEveryone has a right to healthy food.

健康な食品は私達の権利


ーAsk your school board to provide healthy school lunches.

健康な給食を教育委員会に要求する


ーThe FDA and USDA are supposed to protect you and you family.

FDAと農務省は健康を守れるか?


ーTell Congress to enforce food safety standards
and re-introduce Kevin's Law

食品安全基準の強化とケヴィン法を議会に求める


ーIf you say grace, ask for food that will keep us,
and the planet healthy.

食前の祈りなら食べ物に捧げよう 私達と そして
この惑星の健康をお守り下さいと


ーYou can change the world with every bite.

世界は変えられる ひとくちずつ


Hungry for change?

変革を心から求めよう


go to:---> http://takepart.com/foodinc

+++++++

選択肢は、まだまだ残されています。
与えられたもの、CMや広告に惑わされないように
大人が頭を使い、それを子ども達に教えてあげて下さい。

"何故、マクドナルドが悪いのか?"

身体に悪いから、、という説明だけではなく、
その企業の本質も。


少し話が反れますが、私の友人にお父さん料理人が居ます。
一姫二太郎、、まさに理想です。
長女が産まれた時から接してきましたが、離乳食は全て、その彼の手作りのものを与えていました。
「面倒くせ〜ど〜、全部作るのは〜」と、嬉しそうに話していました。
その後も、ごく普通に質素な食生活を続け、上の子が小学2年生になりました。
その子にマクドナルドを与えようとした事があったそうですが、「くさいっ!」と言って
一口も食べなかったそうです。『食育』という言葉は好きではないのですが、
まさに、小さい頃の食生活で味覚が形成され、拒否反応という、
最大の自己防衛に繋がっているんだな〜と実感しました。

ちなみに、私もマクドナルドや吉野屋のニオイを嗅ぐと、、、XXです。


補足ですが、現在、BSE問題が表面化していないのは、
それを検査していないからという驚きの事実もあります。
安いからと言って、アメリカ産の食肉を購入するのは、、出来る限り、、止めて下さい!