opuesto / Tate’s Official Blog

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沖縄と核

9月10日(日)に放送されました、

NHKスペシャル

スクープドキュメント 沖縄と核』。

 

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まさにそのスクープは‥

驚きの連続でした。

 

番組HPからです。

 

45年前の本土復帰までアジアにおけるアメリカ軍の“核拠点”とされてきた沖縄。これまで、その詳細は厚いベールに包まれてきた。しかし、おととし、アメリカ国防総省は「沖縄に核兵器を配備していた事実」を初めて公式に認め、機密を解除。これを受け、いま「沖縄と核」に関する極秘文書の開示が相次ぎ、元兵士たちもようやく重い口を開き始めた。そこから浮かび上がってきたのは、“核の島・沖縄”の衝撃的な実態だ。1300発もの核兵器が置かれ、冷戦下、東西陣営の緊張が高まるたびに、最前線として危機的な状況に置かれていたこと、さらには、「核」の存在こそが、沖縄への米軍基地集中をもたらす要因となっていたという新事実・・・。1950年代から急速に部隊の核武装化を進めようとしたアメリカと、国民の見えない所に「核」を欲した日本、両者の思惑の中、“唯一の被爆国”の番外地として、重すぎる負担を背負うことになった沖縄。新資料と関係者への証言から、沖縄と「核」の知られざる歴史に光をあてる。

 

50分の番組を全て文字起こしするのは、

至難の技ですが、

それでも”残したい”と思う内容でした。

 

取り合えず‥エンディングの

ナレーションを文字起こししました。

 

アメリカ国防総省は取材に対し「沖縄における核兵器の有無については回答しない」と答えました。

 

一方、外務省は所謂核密約について「現在無効だとし 核兵器の持ち込みに関しては非核三原則を堅持し、いかなる場合にも持ち込みを拒否する方針」を示しています。

 

本土復帰前、沖縄の核兵器の大半が貯蔵されていた、嘉手納弾薬庫地区。今も、当時と大きく変わらない規模を維持しています

 

かつて、日米の思惑のもと、核の島とされていた沖縄。

 

抑止力の名の下に基地は残され、今なお、重い負担を背負い続ける現実は、変わらぬままです。

 

私がゾッとしたのは‥

嘉手納弾薬庫地区の話。


”今も、当時と大きく

変わらない規模を維持しています”

 

「(と、言うことは‥

まだ沖縄に核兵器が?)」

‥と考えてしまいました。

 

都市伝説に近い話ですが、

東京都福生市横田基地にも核兵器がある‥

そんな話を約20年前に耳にしました。

 

 

この番組は、

1人でも多くの方に見て欲しいです。

 

決して難しい話ではありません。

 

”沖縄”を知らない人はいません。

 

”核”を知らない人もいません。

 

「沖縄、大好き〜♥」という方にも

是非見て欲しいです。

 

 

9月20日(水)、19日(火)の

深夜午前0時10分~0時59分

再放送されます。

 

リアルタイムで見ることが難しい方は

録画して下さい。

 

 

少し不謹慎な話かもしれませんが、

この番組内の音や曲(トラック)が、

とてもアブストラクトしています。

 

映像にも、もちろん合っていますが、

曲を単体で聴いても、DOPEです。

 

 

それにしても‥

今の政治をも動かす程の内容でした。