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大雪

強い寒気と冬型の気圧配置の影響で、鳥取県をはじめ、中国地方や近畿北部などで大雪となっています。正午の積雪は、鳥取県の大山で2メートル18センチ、広島県庄原市高野で1メートル18センチ、岡山県真庭市蒜山で1メートル15センチ、鳥取県智頭町で1メートル1センチ、岡山県新見市の千屋で87センチに達し、鳥取県智頭町や岡山県新見市の千屋などでは、これまでに1月としては統計を取り始めてから最も多い積雪を観測しました。また、西日本では平野部でも積雪が増えていて、正午には、兵庫県豊岡市で63センチ、鳥取市で56センチ、京都府舞鶴市で50センチ、滋賀県彦根市で48センチ、松江市で37センチの積雪を観測し、各地で平年の4倍から10倍以上に達しています。

 

大雪の被害が拡大しています‥。

 

こんな記事を読んでいました。

 

▼『<鳥取大雪>沿道住民、トイレ貸し握り飯配る 

立ち往生車に』

毎日新聞 1/24(火) 11:14配信

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大雪で立ち往生する車両=

鳥取県智頭町で2017年1月24日午前10時23分本社ヘリから加古信志撮影)

 

23日から降り続いた雪の影響で鳥取、岡山両県で24日、幹線道路の数カ所で交通が遮断されるなど、混乱を来した。車で立ち往生した人たちは公民館などで暖をとり、不安な夜を過ごした。関係機関が車両の移動や除雪作業を急いでいる。24日午前7時までの24時間降雪量が84センチに達した鳥取県智頭町では、国道373号に身動きできなくなった車が4キロ以上の列をなした。


鳥取県米子市皆生温泉から23日に大阪へ戻る途中だったツアーバスの男性運転手(66)は、米子自動車道が通行止めとなったため一般道を経由して智頭町へ。雪が深く、23日午後7時ごろには大型車のすれ違いが困難になり立ち往生した。バスには観光客15人が乗車しており、運転手は「見通しが立たないため、お客様に『トイレは行けるか』と言われても返答できなかった。迷惑をおかけして申し訳ない」と話した。午後11時半ごろ、近くの町総合センターに設置された避難所へ利用客を誘導した。

「夫の体調が不安です。どうにかなりませんか」。智頭町の373号沿線に住む田中明美さん(67)は24日朝に町役場に電話をかけたが、色よい返事は得られなかった。夫直幸さん(67)は週3回、北に約30キロ離れた鳥取市内の病院に人工透析のため通院する。自宅前に積もった1メートル近い雪のため車を出すこともできない。「40年以上智頭に暮らしているが、こんな大雪は初めて。何とか病院へ行けるようにしないと」と話した。

助け合う人たちもいた。373号道近くに住む主婦(74)は23日夜、町役場の防災行政無線で「立ち往生している車の方々に声かけをし、トイレを貸してあげてください」と放送しているのを聞いた。国道373号にはテールランプが連なる。自宅前に止まっている車の女性に声をかけると「1時間ぐらい我慢していた。ありがたい」と礼を言われた。別の主婦(70)の家族も町に促され、町内の大内コミュニティーセンターに開設された避難所で炊き出しを手伝った。約50人が避難していたという。

373号沿いに自宅がある女性(88)らは集落で声をかけ合って握り飯とみそ汁をつくり、立ち往生した車の人たちに振る舞った。「車は寒いし、ひもじい思いをして気の毒だろうと思い立った」。24日朝には2人がトイレを借りにきたという。

 

しかも、まだまだ降りそうです。

 

冬型の気圧配置が続くため、西日本の日本海側を中心に夕方にかけて断続的に雪が強まり、その後も24日夜遅くにかけて降り続く見込みで、鳥取県の山間部など、すでに大雪となっている地域ではさらに積雪が増える見込みです。25日の朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、新潟県で60センチ、中国地方と東北で50センチ、北陸と関東北部で40センチ、東海で30センチ、近畿北部と北海道で25センチ、四国で15センチと予想されています。気象庁は、積雪による交通への影響に警戒するとともに、落雪やなだれなどにも十分注意するよう呼びかけています。