昨日関東でも春一番が観測され、20℃を越す暖かい1日でしたが、
今日は一気に冷え込み‥只今の気温3℃です。
体調管理に注意が必要です。
話はガラッと変わりますが、
毎日毎日、児童虐待の記事が目に付きます。
昨日もこんな記事が‥
▼『パチンコ行くため“監禁” 浴室に6歳長男ら』
ANN 2016/02/14 17:51大阪府枚方市で、6歳の長男を2時間にわたって浴室に監禁した疑いで、無職の女(32)と
内縁の夫の赤松茂幸容疑者(28)が逮捕された。「パチンコに行くために閉じ込めた」と
容疑を認めている。さらに、2階の和室の扉も開かないように固定されていて、
9歳の長女と1歳の次女が閉じ込められていた。警察は、日常的に監禁が繰り返されていた疑いもあるとみて捜査している。
発見のキッカケは‥
「子どもの泣き声がする」という近所の女性の110番通報で駆けつけた署員らが、
同10時50分ごろ、湯船につかった男児を保護。男児は「寒い」と話していたが、
監禁によるけがはないという。
この手の記事に必ずと言っていい程出てくるキーワードがあります。
”内縁のXX”
さらに深刻な記事を読んでいました。
▼『子どもシェルター 支援減などで休止相次ぐ』
NHK 2月14日 20時34分虐待などで家庭で暮らすことができない子どもたちを緊急に保護するため、NPOなどが
運営している全国の「子どもシェルター」が、国などからの公的支援の減額や職員の確保が
難しいなどの理由で、相次いで休止に追い込まれていることが分かりました。虐待などで家庭で暮らすことができない子どもたちを一時的に保護する施設には、児童相談所の
一時保護所がありますが、17歳までの年齢制限があるほか、定員がいっぱいで恒常的に
受け入れができない地域もあります。このため、弁護士が作るNPOや社会福祉法人が全国12か所に「子どもシェルター」を設立し、
国や地方自治体から運営費などの支援を受けながら運営してきました。ところが、今月、NHKが各施設に取材したところ、福岡のシェルターが運営費の不足を理由に
開設から2年で、千葉のシェルターが職員が確保できないことを理由に開設から1年もたたずに
休止に追い込まれるなど、現在3か所の施設が受け入れを休止していることが分かりました。このうち福岡のシェルターは、特定の子どもに手厚く対応する必要が生じたため、ほかの
入所者を受け入れられなくなりました。その結果、入所者数の基準が満たせず、国や自治体からの
支援が1000万円ほど減額されることになり、運営に行き詰まったということです。現在の制度では、一定の入所者数を確保しなければ翌年の公的支援が減額される可能性があるため、
各施設からは、安定的な運営が難しいという声が上がっています。現在運営している9つの施設のうち7つの施設も、子どもたちの生活費や人件費の確保に不安があり、
今後の運営の見通しが立っていないと回答していて、公的支援の制度を運営の実態に合うよう
見直してほしいと話しています。・子どもシェルターとは
「子どもシェルター」は、虐待を受けるなど家庭で暮らすことができない10代後半の子どもたち
などを緊急的に保護する施設です。入所した子どもたちは、周囲から知られることのない安全な場所で、
専門のスタッフに見守られながら自立に向けた準備を進めます。
子どもたちを一時保護する施設は児童相談所の一時保護所がありますが、法律で17歳までの
年齢制限があります。このため、10代後半の子どもたちの居場所を作る必要があるとして、
平成16年に初めて東京に子どもシェルターが開設されたのをきっかけに、
全国で開設する動きが広がりました。・専門家「支援の仕組み 見直しを」
子どもシェルターの現状について、児童虐待の対応に詳しい明治学院大学の松原康雄教授は
「一定の子どもの数を確保できないと公的支援が減額されてしまうので、職員の賃金を抑えざるを
えなかったり、赤字が増えていくという悪循環に陥っている。それぞれの地域で必要性があって
開設された子どもシェルターが休止に追い込まれるのは、かなり深刻なことだ」と話しています。そのうえで、「子どもシェルターの運営を継続していくためには、こうした施設が必要だという
視点から財政的な支援の仕組みを考えなければ、課題は解決できない」と、公的支援の制度を
現場の実態に合わせて見直す必要があると指摘しています。
オリンピック関連で莫大な金額をドブに捨てるようなことをしているのであれば、
こうした施設への支援に税金を使って欲しいと本当に強く思います。
(浅井健一 "紙飛行機" Official Music Video)