先日友人と『普通』について深く話をしました。
ふつう『普通』
〜特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。
それがあたりまえであること。また、そのさま。
変わっていないこと。
ありふれたもの。
あたりまえ?
この定義が難しいです。
近い言い回しに『一般的』があります。
この定義も難しいです。
『平均的』という言葉もあります。
これは統計学を用いれば説明が出来ます。
では『普通』とは?
『平均的』とも多少異なりそうです。
一般的には平均的な人(こと)を普通と言いそうですが、
それも微妙に違うような気がします。
友人と話した結論としては「真の普通は有りえない」と。
小難しく、揚げ足取りな内容に聞こえるかも知れませんが、
とても興味深い話でした。
何故『普通』について話をしたのか、
その理由を簡単に。
それは『普通』という常識が通用しないな〜と
思う事が多くなっているからです。
露骨に現れているのがコミニュケーションです。
特にメールやSNSなど、
ネットを介したコミニュケーションです。
LINEなどの短い言葉やスタンプという物で
会話をする事に慣れてしまったのも
一つの原因だと思っています。
いい歳をした大人が‥です。
もちろん、普通にコミュニケーションを取れる人も居ます。
当たり前の話ですが(苦笑)。
それ以上に
「この人の言葉選びは勉強になって素敵だな〜」と思える人も。
友人 shinyaさんの奥さん、さゆりさんです。
過去にも何度かこのBlogで紹介したことがありますが、
また一つ、紹介させて頂きます。
今回は言葉だけではなく、
その一枚の写真にも驚かされましたので。
以下、さゆりさんのインスタグラムからです。
(2016年08月20日 波照間島にて〜photo by sayuri)
波照間島 3日目
昨日が一番透明度高かったかな
今日は波が高かった
でも息子は波打ち際でも大喜び
昨日は初めてウミガメをみました
1m超える大きさで驚きました
とても穏やかで無心に海中の草を食べてました
ずーっと見てたから慣れてくれたのか人懐っこいのか途中一緒に泳いでくれました
感動しかうまれませんでした
息子と手をたたいてピースして喜び合いました
波照間島の海はみたことのない色とりどりのサンゴ礁がいっぱいで
まるで海の中に花畑があるようでした
綺麗な熱帯魚の水槽の中に入らせてもらったみたいっと
ちっさいことしか思い浮かばなかった
自分の小ささったら
息子ももうすぐ7歳
いい記念になったかな
さすがに覚えててくれるかな
まるでポスターの様な写真と言葉‥。
刺激と同時に癒されました。
言葉の一つ一つが温かいです。
波照間島。
行きたい場所が一つ増えました。
有難うございました!
この写真と言葉に何も感じない人も、
もしかしたら居るかも知れません。
私は普通に感動しました。
この『普通』という使い方も間違っています。
言葉は繊細で深く、難しいから面白いのかも知れません。
「日本語を大切にしたい」と、思う今日この頃です。