opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

子ども食堂

この活動は、とても素晴らしいです。

ただ‥正直知りませんでした。

メモしておきます。

▼『「子ども食堂」 善意で満たす空腹 九州でも支援広がる
西日本新聞 11月9日(月)11時6分配信


(子どもが集う「くるめこども食堂」。食後はお絵描きなどして過ごす=10月25日、福岡県久留米市

経済的貧困や親のネグレクト(育児放棄)など、さまざまな事情で十分な食事を取れない
子どもたちのための「子ども食堂」が、九州でも広がっている。ひとり親世帯の3割が
経済的理由で食料を買えなかった経験がある、との調査結果もある。気軽に立ち寄って、
悩みを相談できる居場所づくりを兼ねている場所も多い。だが、運営は自費や寄付で
賄うところが大半だ。善意が、子どもたちの空腹を満たしている。

「おかわり」「僕も」。ちゃぶ台を囲んだ子どもたちが元気な声を上げる。

10月25日、福岡県久留米市の「くるめこども食堂」。商店街のイベントスペースで8月に
開設され、毎月最終日曜日にカレーライスを提供している。子どもの負担は300円だが、
絵を描いたら100円引きで、おかわり自由。この日は約40人に100皿を提供した。
4皿平らげた母子家庭の子どももいた。

運営する河野大助さん(38)は子どもたちにあえて事情は聞かない。
「自分が子どものころは近所のおっちゃん、おばちゃんが何も聞かずに世話を焼いてくれた。
そんな大人が必要」と思うからだ。

子ども食堂は2012年8月に東京都大田区の青果店が始めた取り組みで、全国に広がっている。
河野さんは今年7月、ニュースで取り組みを知り、電気やガスも止められ、満足な食事に
ありつけなかった自分の少年時代を思い返した。

「同じようにおなかをすかせた子は今も大勢いる。見過ごせない」。

支援者などから野菜の提供を受け、足りない分は自費で運営を続けている。

国立社会保障・人口問題研究所の12年7月の調査によると、子どもを抱え、過去1年間に
経済的な理由で食料が買えなかった経験のある世帯は、ひとり親世帯で32%、両親が
そろう世帯でも16%に上る。福岡県の教育関係者は「給食頼りの小中学生で、
夏休み明けにげっそりとやせてくる子もいる」と明かす。


「今日初めてのごはん

長崎市の中心街近くのうどん屋を改装した「夢cafe…ひまわり」。
昨年11月から、毎週木曜日の午後6時半〜9時にカレーを無料提供している。
「今日初めてのごはん」とうれしそうに食べる子どももいる。
今月5日夕、記者が足を運ぶと、女の子3人が黙々とカレーを食べていた。

自費で運営している川井健蔵さん(68)は、子どもから相談を受け、学習会も開いている。
「問題山積の子どもにも夢や目標を持ってほしい。必要な支援へと、
子どもをつなげる場を目指したい」

福岡市博多区の板付北公民館では、食育活動などに携わる人たちが今月28日から、
毎月第4土曜日に昼食を出す準備を進める。

子どもが持ち寄る200円と公の基金を活用するという。

若者の貧困や孤立問題に取り組んできた、福岡市の一般社団法人ストリート・プロジェクト」も
昨年4月から、JR博多駅前のマンションで15〜25歳を対象に無料で食事を提供。
支援者が寄付した食料を利用したり、古本の売却益を活用したりして賄い、
これまでに31人が利用した。

坪井恵子理事長(55)は「ここに来る子たちは虐待など重い課題を抱えているが、
まずはおなかを満たしてほっとしてもらわないと本音も聞き出せない。
『ご飯を与えれば解決』ではなく、長い目で多方面から支援していきたい」と語った。

福岡市の一般社団法人「ストリート・プロジェクト」のHPはこちらです。

是非一度チェックしてみてください。


真逆の話ですが‥
日本は食品廃棄量が世界でもトップクラスというのをご存知でしょうか?

▼『食品廃棄量が世界でもトップクラスの日本。食の価値観の崩壊が原因』
HEALTH PRESS 2015.03.15

日本の食品廃棄量が世界でも1、2位を争うほど高いのをご存じだろうか。

政府広報によれば、日本では年間1900万トンの食品廃棄物が出ており、これは
世界の7000万人が1年間食べていける量だという。民間の調査では、2700万トン
という報告もある。そのうち、まだ食べられるのに捨てられてしまうもの、いわゆる
「食品ロス」が500万トンから900万トンもあるといわれている。

日本は食料の多くを海外からの輸入に頼っているが、その半分近くを捨てていることになる。
金額にすると、111兆円にものぼるというデータもある。

2009年6月にセブン‐イレブン・ジャパンが、消費期限の近い弁当を値引きして売った
加盟店に圧力をかけ、安くして見切り販売をしないよう強制したとして、
公正取引委員会から独占禁止法違反で排除命令が出された。

※続きはこちらで。

食品廃棄の問題は以前から気になっています。

実際にある企業のパーティーに出席した際、
「この大量に残った料理って‥」と。

昔飲食店でアルバイトをしていた時にも感じました。

「食べる物も無く困っている人達が世界中には沢山いるのに‥日本は本当に飽食だな‥」と。

それが今日本国内でも起きている事実を理解して欲しいと思いましたし、
同時に、食べ物を大切にしましょう。

当たり前の話なのですが‥。