この人の計算された発言が気になりましたのでメモしておきます。
▼『小泉進次郎氏が党批判 安保法案可決の日に…』
日刊スポーツ 7月17日(金)10時4分配信自民党の小泉進次郎復興政務官(34)は16日、安全保障関連法案の審議の過程で
表面化した憲法学者批判や「圧力発言」など、自民党内の言動に苦言を呈した。「緩みやおごりがあると、見られている部分があるのは否めない」と述べ、国民の党への
不信感が、結果的に法案の理解が進まない現状を招いているとも指摘した。法案は、
衆院本会議で与党などの賛成であっさり可決。野党は「言語道断の暴挙」と安倍晋三首相を批判。
参院の与野党攻防第2幕に、舞台は移る。進次郎氏は法案の衆院通過後、取材に応じた。
「これだけ、法案に理解が得られていない原因の一端は自民党にある」と認め
「これからはより謙虚、丁寧に説明する必要がある」と述べた。
その上で、法案審議のさなかに問題になった党の姿勢に、苦言を呈した。先月の衆院憲法審査会で、自民党が推薦した憲法学者から「法案は違憲」と指摘されたことに、
党内では「人選ミス」などの批判が出たことに関し、「党の主張にそぐわないからと批判するのは、
どうかと思う。(招いた)党の方に責任がある」と指摘。「学者の方の意見に耳を傾けて、政治が責任をもって政策を進める。それぞれの役割への尊敬や
敬意がなければ、多くの声を反映した政治はできない」と述べた。また、党幹部が所属議員に、テレビ出演の自粛を求めたとされることで、「党内の議論が表に
出なくなり、風通しが悪くなっている」と指摘を受けると、「率直にそう思う。私が野党の時は
もっと議論があった」と認めた。「私は野党時代、(逆に)言い過ぎて怒られた」
「(自民党が)言うべきことが言えない組織と思われているなら、党だけでなく日本政治にも
マイナスだ」と危機感を示した。進次郎氏は、自民党が野党に転落した09年衆院選で初当選した経験から、「おごりや権力に
対する緩みを見直したからこそ、もう1度与党復帰のチャンスを与えられた」との思いが強い。それだけに、党の現状に関し、「(再び)緩みやおごりがあると、見られている部分があることは
否めない」と認めた。「かつての自民党の良くない部分の一端が垣間見えるから、結果的に
法案への理解が進まないことにもつながっているのではないか」と述べ、国民の不信感が、
法案への不信感にもつながっているとの持論を述べた。石破茂地方創生担当相が、法案への国民の理解が進んでいないことを認め、発信力がある
進次郎氏も、法案に対する国民の不信感に言及した。党内から次々と上がる「苦言」は、
参院での法案審議に臨む首相や自民党の姿勢に変化をもたらすか。
去年の3月に彼の事をこのBlogでも書かせて頂きましたが、
私はこの記事を読んで「やるな〜(苦笑)」と感じました。
いたって正論ですが‥。
表であのお方の相次ぐ発言(新国立競技場の白紙の件も含め)で自民党内がバタバタしていても、
これから自民党を背負っていく若きエースが裏で批判する事によって、
傷口を最小限にしようという作戦かなと感じました。
彼が、どんなシナリオでトップの座に到達するのか‥。
簡単にシナリオ通りにさせない為に、
一人一人がきちんと考えて、行動していく事が大切です。
‥まだまだ追わせて頂きます。