opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

映画『FED UP』+ポッドキャスト

先程、TBSラジオ『たまむすび』のワンコーナーで町山さんが紹介していた問題と映画。

とても興味深いです。

日本では公開未定だそうですが、是非チェックしてみて下さい。

アメリカがどれだけ腐っているか、
食の問題からさらに分かりやすく浮き彫りになっています。


FED UP - Official Trailer)

キーワードは…
子供の肥満、学校給食への企業戦略(自動販売機設置も含め)、
ジャンクフードの洗脳、資本主義企業。

権力と財力を持った腐った企業とアメリカの栄養士協会の癒着、
ミシェル・オバマの "レッツ・ムーブ" という運動。


この手の問題を考えると、近い将来…日本も…と…。

どんどん二極化していくのでしょうね。

フード左翼とフード右翼…です。

オーガニックとジャンク……。

格差…。


様々な問題は繋がっているものです。



最後に実際にこの映画をご覧になった方の話を。

その方のFacebookから転載させて頂きます。


Fed Up、映画館で見てきました〜。
ティーンのうちの子二人も強制的に引き連れて(笑)
これは、アメリカに過去30年に渡って儲けのために自国民の健康をないがしろにしまくってきた
食品業界を相手取った、まさにテロのような告発映画です。

食品会社が我々にもっとも観てほしくない、”不都合な真実”でしょう。

この予告は、いまいち英語が分からない方には申し訳ないのですが、
分からなくても是非見ていただきたい。 

映画の中で語られている事実の一部をご紹介すると―。

● アメリカには60,000種類もの食品が売られているが、その80%が加糖である。
● 砂糖には麻薬と同じ原理の中毒性があり、それはコカインの8倍の強さである。
● 現在アメリカでは9300万人(3人に一人)が肥満になっており、
このペースで行くと2050年には3人に1人が糖尿病になる。
● 子供は年に4000もの食品関連のテレビコマーシャルを見さされており(10/日)、
その98%が砂糖、脂肪、塩分の高い加工食品についてである。
● 2012年、平均的アメリカ人は5日ごとに765gの砂糖を消費し(一日に小さじ30杯)
一年では59kgもの砂糖を消費している。

などなど――。

ちなみに、アメリカの学校のカフェテリアは、80年代のレーガン大統領の学校予算削減によって、
学校内でランチを作るというスタイルから、外部業者からファーストフードを買って温めるだけ、
という方式に代わっており、今の学校ではどこでもマクドナルドかピザハット並みのメニューしかない。 
しかし、政府は食品業界からたっぷりとお金をもらっているために強いことが言えず、
子供の肥満は、スクールランチが悪いのではない、運動不足が悪いのだ!
と、”害のない方向”へと転換するようになったらしい。

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日本公開を強く望みます。

『たまむすび』のポッドキャストがアップされたら、また報告させて頂きます。

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追加です。18:48

ポッドキャストがアップされていました。
音声は一週間で削除されてしまいますので、お早めに!

---> http://podcast.tbsradio.jp/tama954/files/20140610_machi.mp3