opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

カセットテープ


(2014年05月21日 MIX TAPE〜RICOH CX4)

MP3プレイヤーが支流になっている今…。

カセットテープやラジカセに触れた事が無い世代の方も沢山居ると思います。

オープンリールから録音という技術がスタートし、
カセットテープ、レコード、CDやMD、そして今…です。

幸い、私世代は全ての物に触れてきました。

20年近く前から数年続いた爆発的なレコードブーム。
その時はまだCDも売れていた時代でした。

それが今では…。

この話をすると長くなりますので…。


”無い物ねだり” ではないですが、定期的にブームは来ます。

そして繰り返します。

それは音楽業界だけではなくアパレル業界にも言える事だと思います。

簡単に言ってしまえば、ブームを牽引するお客さんと、仕掛ける大人の関係です。

自分が40年以上生きている中で、幾度となく繰り返されるブームを目の当たりにしてきました。


そんな流れからなのか、今、カセットテープが一部の方々に再注目されているそうです。

この現象はいつも通り海外からの影響だと感じますが、
海外では、まだまだカセットテープが主流なところも沢山あるのをご存知でしょうか?

日本国内だけで考えると「えっ?」と思う方も多々いると思いますが、
それはある意味裕福な証拠です。


数ヶ月前、EUではまだまだカセットテープの需要があると聞きました。

カセットテープなどのアナログ好きな私としては朗報でした。

もちろん需要がゼロになったとは思っていませんでしたが、
日本国内の事ばかりに気を取られていたなと…反省しました。


OPUESTOの立ち上げ当初はDJ MIXをカセットテープでリリースしていました。
その理由は、単純に音質やフォルムが好きだったという事と、
DJ MIXの原点はHIP HOPなどのMIX TAPEにあると考ていたからです。

その後は、CD-RやCDが主流となりMIX TAPEの在庫に悩んだ事もありました。

しかし…全て1本1本手作りした思いもあり、処分する事は考えた事がありませんでした。


(2014年05月22日 MIX TAPE〜RICOH CX4)

上記の写真のように、カセット本体にもスプレーでステンシルデザインを入れる他、
ジャケットも1枚1枚自分たちでカットし、そこにステンシルやナンバリングを入れ…。


その時から「いつか…また日の目を来る時が必ず来るだろうな…」と大切に保管し、
時々、昔のMIX TAPEを聴いていました。

先日、その事をTwitterにアップし、それをある方がチェックしてくれました。


そしてこのタイミングで実験的にデッドストックとなっていた、
MIX TAPEをディスクユニオンのWBEで展開してくれるという話がありました!


色々と準備をしつつ、本日より、ディスクユニオンのWEBで販売が開始されました。
価格は当時の半額、750円(税抜き)です!

是非チェックしてみて下さい。

MIX TAPEでしか聴けない音源も多数収録されておりますので…。


宜しくお願い致します。


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そんな本日、関東も梅雨入りとなりました…。