昨晩放送された、NNNドキュメントです。
今も福島第一では溶けた核燃料がどうなっているか全く分からない。
しかも廃炉にあたるのは3次、4次、5次下請けなどの
原発関連の作業経験が少ない人が多い。
被曝線量がオーバーすると働けなくなり、また新たな人が補填される。
これでは想定の30〜40年で廃炉を完了できるとは思えない。
核大国・旧ソ連がチェルノブイリ収束の為に取った対応と比較して、
今の日本はどうなのか?一番の違いは姿勢だ。
チェルノブイリには廃炉・除染の作業員を養成する訓練センターが作られた。
廃炉に手練れを、という戦略だ。日本は今の形のままでいいのか?
福島とチェルノブイリの大きな違いをつまびらかにし、
日本が取るべき正しい道筋を探りたい。
『3・11大震災 シリーズ チェルノブイリから福島へ 未来への答案』
〜2013年10月27日 深夜24:50放送〜
〜再放送〜
・11月3日(日)11:00〜BS日テレ
・11月3日(日)18:00〜 CS「日テレNEWS24」
※約45分の動画がこちらです。
※ショートURL---> http://dai.ly/x16htki
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追加です。
この手の番組を嫌う方も多いと思います。
さらに「もう大丈夫!安全!」と思う人も沢山居ると思います。
そんな方々に是非観て欲しい番組です。
廃炉や作業員の話を他人事と考てしまうと思いますが、
現時点での汚染水の問題、大気中に放出し続けている問題、
海+土壌汚染問題…。
これは、他人事ではないです。
福島第一原発から離れていてもです。
甘く考えないで下さい。
遠く離れたチェルノブイリ原発事故の影響で、
日本国内でもヨウ素が検出されているのです。
それが現実です。