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犠牲者に追悼と鎮魂の祈りをささげた一冊

全国版のニュースなどでは取り上げられなくなってきているので、
メモさせて頂きます。


▼『震災の悲しみ紡ぐ 名取市元職員が詩集、自費出版
河北新報 2013年07月30日火曜日

東日本大震災の犠牲者に追悼と鎮魂の祈りをささげようと、
名取市職員の島正さん(63)=仙台市太白区=が
詩集「帰天−慟哭(どうこく)の大地と海 東日本大震災を語り継ぐために」
自費出版した。

第1部「慟哭の大地と海」は21編の詩で構成。
名取市閖上でお年寄りの避難誘導中に命を落とした市議2人をはじめ、
東北各地の殉職者に寄せた「偉大なひと」、
がれきに覆われた古里の再生を願う「がれきの山」などを収めた。

第2部「大輔とおじいちゃんの『帰天−或(あ)る罪人の罪』」は、
津波被災した2人の少年の友情と成長をつづった短編小説。
江戸時代初期の仙台藩で投獄されたキリシタンが、
地震のときに犯した罪について考える挿話も織り込んだ。

島さんは2010年3月、生活経済部長を最後に市役所を退職。
翌年の震災当時は太白区の自宅にいた。

慣れ親しんだ名取市沿岸部の町が壊滅したことや、
公私で親しくしていた人々が大勢亡くなったことを知り、強い衝撃を受けた。

名取市内の避難所に物資を届ける支援活動を続けるうち、こみ上げる思いを言葉にし、
悲しみを語り継いでいくために詩集を出版することを思い立ったという。

島さんは「未曽有の大災害がもたらした悲しみと苦しみを、多くの人と分かち合いたい。
印税は震災遺児と孤児の支援事業に寄付する」と話す。

四六判、1050円。連絡先は文芸社03(5369)2299。

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是非チェックしてみて下さい。

私もチェックします。