opuesto / Tate’s Official Blog

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警戒区域解除と原発輸出

メモしておきます。


▼『福島・双葉町警戒区域解除』
NHK 5月28日 15時46分

原発事故に伴う福島県双葉町警戒区域が28日午前0時に解除され、
沿岸の一部で、日中の立ち入りができるようになりました。


中日新聞から)

東京電力福島第一原発から20キロ圏内で、全域が警戒区域に指定された双葉町は、
およそ7000人のすべての住民が県の内外に避難しています。

28日午前0時に警戒区域が解除され、住民の96パーセントが住んでいた町の
大部分が、原則、長期にわたって居住が制限される「帰還困難区域」に指定されました。

また、沿岸部の一部の地区は早期の帰宅を目指す「避難指示解除準備区域」となり、
宿泊はできないものの立ち入りができるようになりました。

この区域と浪江町の境にはバリケードが設置され、住民は暗証番号を入力して鍵を
解除したうえで、午前9時から午後4時の間であれば中に入ることができます。

28日は午前中、避難指示解除準備区域にある自宅を訪れる住民の姿が見られました。

このうち、埼玉県加須市で避難生活を続けている菅本章二さん(57)は午前9時ごろ、
津波で流された家の前を訪ねました。

自宅の周辺は、津波で建物のほとんどが流されていて、菅本さんは
「区域は再編されたが何かが変わったというわけでもない。
被害から立ち直るには相当時間がかかる」
と話していました。

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”もし自分の住んでいる町が…”

”故郷が…”

改めて考て下さい。
まだまだ沢山の方々が苦しんでいます。


こんな状況下で、お偉いさん達は連休中に中東諸国を訪問していました。
目的のひとつは原発の輸出です。

首相をはじめ、経団連会長、三菱重工社長、国際協力銀行総裁、東芝社長、
他100名を越える団体で…。

しかも首相の言葉が印象的でした(苦笑)。
「日本は地震に強い、世界で最も高い安全基準を満たす技術でトルコに協力したい」

記者会見では。。。
「過酷な事故の経験と教訓を世界と共有し、原子力安全の向上に貢献していくのは日本の責務だ」


何故、こんな発言が出来るのでしょうか?


また、日本はトルコの使用済み核燃料の処分から
事故が起きた場合の管理まで請け負うらしいと憶測も流れています。

既にロシアの受注が決定しているアックユ原発が、
そのような契約になっているからだそうです。

“核のゴミ”処分の在り方見直しの審議再開』という
ニュースが流れている国で何が出来るというのでしょうか?


不思議な事ばかりです。