万が一という事で、参考資料としてメモしておきます。
▼『富士山「山体崩壊」で最大3メートルの津波の恐れ』
静岡新聞 (2013/5/18 8:03)
富士山の斜面が地震や噴火などで崩壊し、大量の土砂が駿河湾に押し寄せた場合、
20〜45分で同湾西岸に最大約3メートルの津波が到達する恐れがあることが、
静岡大防災総合センターの原田賢治准教授(津波工学)らのシミュレーションで分かった。
19日から千葉市で開かれる日本地球惑星科学連合大会で発表する。
シミュレーションは「富士山の西側斜面が崩れ、土砂が田子の浦港(富士市)に流入した場合」と
「東側斜面が崩れ、狩野川河口(沼津市)に流入した場合」をそれぞれ試算。
1立方キロメートルの土砂が最大時速100キロで同湾に押し寄せたと仮定し、
2ケースを比較した。
津波が高かったのは西側が崩れた場合で、20〜25分後に安倍川河口(静岡市駿河区)、
30〜40分後に相良海岸(牧之原市)、45分後に大井川河口(焼津市、吉田町)に
それぞれ最大約3メートルの津波が到達した。
東側が崩れた場合も、西側のケースとほぼ同じ3地点が最も津波が高かったが、
高さは2・5〜2メートルとやや低い結果となった。
山体崩壊による津波発生は、1792年に眉山(長崎県)の土砂が有明海に流入し、
津波が対岸の熊本県側に及んだ例などがある。
原田准教授によると、富士山は約3000〜2900年前、
御殿場市方面に1・5〜1・7立方キロメートルの土砂が崩れ、
約2万〜1万7千年前にも田貫湖(富士宮市)方面に1立方キロメートルの
土砂が崩れたとみられている。
過去に富士山の山体崩壊で津波が発生した記録は確認されていない。
シミュレーション結果について原田准教授は、
「試算上は最大3メートルとなったが、条件によっては、もっと高い津波も起こり得る。
十分に警戒してほしい」と話している。
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「山体崩壊」…。
冷静に考てしまうと、地震や噴火で山体崩壊が起きた場合、
それはある意味二次災害で、その前にダイレクトな被害が出ます。
個々の備えが重要です。
この感覚がいつまで続くのか、、と、少ししんどくなりますが、仕方が無い事です。
あれだけの地震が起き、全てズレてしまったのも事実です。
諦めず継続させて下さい。