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事故の教訓が生かせないネズミ

おはようございます。
花粉の影響か、、、ほぼ眠れず、朝でした。


先日の福島第一の停電記事を一応メモしておきます。


▼『福島第1停電 事故の教訓生かせず バックアップ設備なし』
河北新報 2013年03月21日木曜日

使用済み核燃料の冷却が29時間にもわたって停止した東京電力福島第1原発の停電。
屋外の仮設配電盤に
ネズミが入り込んでショートさせた可能性が原因として浮上した。

仮設の設備に万が一の際のバックアップ設備はなかった

今回の冷却停止問題は、2年前の事故の教訓を生かせない
東電判断の甘さをあらためて印象づけた。

停電は18日午後7時前に発生。
東電は配電盤ごとに異常の有無を調べていき、共用プールや3、4号機の冷却システムが
接続された仮設配電盤に行き着いた。当初は修理を試みたが不具合の原因を特定できず、
停止した設備を別の配電盤につなぎ替える応急措置で全面復旧にこぎつけた。

ネズミとみられる小動物の死骸がみつかった仮設配電盤は事故後の2011年5月、
4号機近くの屋外に止めたトラックの荷台に設けられた。
使用済み燃料の冷却設備がつながる重要な配電盤にもかかわらず、
バックアップ設備はなかった。

仮設配電盤には複数の電線が接続されており、隙間が生じてネズミなどの小動物が
入り込む恐れが十分に予測できたのに、東電は対策を講じていなかった

理由は、プール内の燃料が一定程度冷やされているため、原子炉内の燃料に比べ、
冷却機能を失っても危機的状況に陥るまでに時間的余裕があるからだ。

しかし今回の冷却停止は、住民の不安や安全性への不信を招いた。
東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理も
「判断や対応の甘さを指摘されれば否定はできない」と、非を認めている

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”判断や対応が甘い”というニュアンスや
”非を認めている”という発言に違和感があります。

誰が見ても東電の責任です。
認める認めないという話が、既にズレています。

あそこまでの事故を起こしておき、廃炉まで数十年かかるというのに
緊張感が無さ過ぎではないでしょうか?

とうの昔に信用は失っていますが、
こうしたトラブルや、また大きな地震が来た時の対策が十分だとは考えにくいです。

否定的な言い方に聞こえるかも知れませんが、事実です。

そして犠牲になるのはいつも原発作業員の方々です。


(福島第1原発の停電で、原因究明のため仮設配電盤を調べる作業員=20日)


朝から少しイラっとして、すみませんでした。


補足ですが、東電HPにアップされているネズミの写真。
『小動物の状況(上から見たイメージ)』と。


(小動物の状況(上から見たイメージ)〜電源設備の不具合調査状況について 3月20日16時30分時点)

「イメージ???」

配電盤のキャビネットにネズミが侵入出来るのか?

明日の三回忌で、久々に配電科の兄貴に会うので、色々聞いてきます。