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レコード(アナログ盤)とラジオ

メモしておきます。


▼『片面通しでじっくり放送 アナログ盤 ラジオで手軽に』
東京新聞 2013年2月1日 朝刊

レコード(アナログ盤)の生産枚数が伸び、ファンの注目も高まっている中、
アナログ盤をかけるラジオ番組も登場。温かみのある音が感じられるなど、
その魅力がじわり浸透しているようだ。プレーヤーを処分してしまい、
今は聴けない人もラジオで手軽にアナログ盤の雰囲気に浸ってみては−。 

(藤浪繁雄)
 
「針を落とす間、ちょっとお待ちください」。

インターFMの生放送「バラカン・ビート」(日曜午後3〜6時)の一コーナー「名盤片面」。
音楽評論家としても知られ、「ブロードキャスター」を名乗るDJのピーター・バラカンさん自ら、
スタジオのDJスペースわきにあるターンテーブル(プレーヤー)を操作すると、
レコード回転時のポツポツという音が聞こえ、やがて曲が始まった。

バラカンさんがこの日選んだのは、米国人歌手ジョニ・ミッチェルの一九七六年のアルバム「ヘジラ」。
ここから二十七分、曲の解説など一切はさまず、
アルバムの片面に収録されている五曲が終わるまでじっくり聴かせた。

毎週、二十分前後のアナログ名盤の片面を通しで放送する企画に、バラカンさんは
「(紹介する盤は)曲の順番が素晴らしい流れになっていて、アーティストの思いが感じられる。
CDで飛ばしながらだとそうはいかない」と話す。
コーナーは番組が日曜の日中に移った昨年十月から始まった。
使う盤は自宅に保管してある三千枚以上の私蔵品を中心に、主に七〇年代までの洋楽を選んでいる。

曲間は数秒間、無音状態になるがそのまま流し続ける。民放ラジオは無音を避ける傾向が強く、
曲の終盤になると出演者がトークをかぶせたりするが、バラカンさんは「ゆったり構えてもいい」
と余韻を重視する。リスナーからは「昔の感覚がよみがえってくる」
「アナログ盤の片面全部だからこそ、作品の世界を味わえる」といった声が続々寄せられる。

昨秋からインターFMの執行役員も務めるバラカンさん。扱う音楽は八割以上を洋楽が
占めるという同局の個性を大切にする。

「流行の曲は他局でもかかる。ぼくの番組はほかにやってない曲=いい音楽を紹介するきっかけにしたい」と
話し、さらに個性に磨きをかける。アナログ盤へのこだわりもその一つで、
「音楽の質を高め、局のブランドの価値も高めたい。かけたい名盤もまだまだたくさんある」と力を込める。
      
アナログ盤のブームにあって、ジャズやロックの名盤を復刻させて発売する動きも目につくようになった。
中でも昨年十一月に発売された、ビートルズのオリジナルアルバム全十四種類のアナログ盤は、
十万枚を超すヒットを記録。二〇〇九年のリマスター音源を使い話題となった。


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レコードからCDになり、またレコードが一部で流行っていた1990年代。
ゆるやかに下降し、データ化され、CDは「マスター」と呼ばれ、そして、またレコードが・・・。

流行は繰り返されるものですが、『ブーム』という言い方は好きではありません。

利便性だけを追求する事は、本質からズレているような気がします。

レコードが好きな人は、ず〜っと好きです。
CDが好きな人は、結構な確率でデータに移行しています。

それはそれでいいと思います。

ただ、ナイモノネダリになったり、「やっぱり、◯◯の方がいいよね!」とか、
ぶれぶれな人間に、こうしたトピックで情報操作するのは、少し勘弁して頂きたいです。


私は基本的に、レコード、ヴァイナルが好きです。

以前も使わせてもらった1枚ですが、最近の宝物です。
音質も最高です。