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『女子美術大学短期大学部造形学科 美術コース研究室スタッフ展』@INOAC銀座並木通りギャラリーへ

〜続きです。

MAKII MASARU FINE ARTSを後にして、取りあえずコーヒーで一服し銀座方面へ。


(2012年11月25日 浅草橋付近〜RICOH CX4)

久々に浅草橋に来たので、秋葉原駅までの一区間、高架下を散策してみました。

浅草橋といえば、問屋街で有名ですが、
高架下はアクセサリーなどに使用するような石の問屋が多く点在していました。

しかし時間も時間でしたので、そうしたお店よりも、居酒屋さんが気になってばかりいました。


(2012年11月25日 浅草橋付近〜RICOH CX4)

↑この1枚は、とても気に入っています。

さらに路地を覗き込むと、、、。


(2012年11月25日 浅草橋付近〜RICOH CX4)

特製煮込鍋。

店内も覗き込んでみましたが、、間違いなさそうな店内とお客さん達でした。


携帯電話を持っていない私は、ついつい公衆電話を見つける癖が付いていますが、
これは、そんな方々にはスペシャルなスポットです。


(2012年11月25日 浅草橋付近〜RICOH CX4)

よ〜く見ると、新旧の公衆電話、、が、何故かこの距離感で並んでいました。


さらに高架直下の居酒屋の垂れ幕が、こちらです。


(2012年11月25日 浅草橋付近〜RICOH CX4)

ペイントなどが好きな私が見ても、過激だな〜と思いました。
○○派の集会が行われそうな雰囲気です。

でも、、、嫌いじゃないです。こういう雰囲気。


(2012年11月25日 浅草橋付近〜RICOH CX4)

写真を撮りつつ、だらだらと歩いていたら、突然のネオン街。
秋葉原の街が変わってから初めてかも知れませんが、そこから電車で銀座へ向いました。


INOAC銀座並木通りギャラリーは有楽町駅から近いとの事で、そこで下車。

しかし、またまた完全に油断していました。。。

街全体がクリスマス一色。キラキラというよりは、チカチカしていました。
その明るさから、節電という言葉が似合わない街だな〜と。

カップル、カップル、カッポー、、ファー付き、フェイクファー付きのふわふわしている女性達。
マスクをしていても否応無しに鼻に突き刺さる香水。
さらに沢山の外国人観光客で溢れかえっていました。

その浮き足立った感じが、、、兎に角、、、凄かったです。

改めてマスクの鼻の部分を、ギュッと閉めて足早に、ギャラリーへ。

幸いすぐにギャラリーを見つける事が出来ました。


MAKII MASARU FINE ARTSで石塚雅子さんにお会いした時に、
「この後、銀座の展示会も行ってきます!」と。

「以前(笛吹市)展示していたものと同じですよ。。
でも自然光が入らないので色見が変わって見えるかも知れません。」と。

どちらにしても、また見たいという気持ち、、、再会です。


(2012年11月25日 銀座にて〜RICOH CX4)

こちらのギャラリー内では写真を1枚も撮りませんでしたが、
例のあの絵が一番に迎えてくれました。

夜花香II」F30(91cm×72.5cm)。

夏に別れ数ヶ月振りの再会でしたが、さらにべっぴんさんになっていました。

室内照明の影響でしょうか?
色もさらに美しく、立体的で妖艶な中に不思議な色気を感じました。

同じ作品、同じ絵でも、照明やギャラリーの雰囲気、
そして、その時の自分の心情で表情が変わる事を改めて学ばせて頂きました。

これも醍醐味の1つです。


雑味が入らないように、さらに足早に駅へと向い、帰宅しました。


小島敏男氏の作品を含め、数時間で沢山の作品に触れる事が出来、
改めて芸術の素晴らしさ、良い意味で何でもありな世界と表現方法。

死にかけていた私のデザイン脳みそには最高の刺激となりました。

小島敏男氏をはじめ、STILL AUTUMN参加の作家の方々。
MAKII MASARU FINE ARTSのスタッフの方々。
女子美術大学短期大学部造形学科 美術コース研究室スタッフ展。
INOAC銀座並木通りギャラリー。
そして何より、案内を送って頂いた、石塚雅子さん。
付き合ってくれた、umikoさん。
全ての方々に感謝致します!

本当に有り難うございました!

それにしても、、、、あの彫刻は不思議でした。
下から以外、ほぼ360度で見る事の出来る展示方法も流石だなと思いましたし、
見れば見る程、彫り出された葉が美しかったです。もちろん作品の内部も。。。

木を彫って葉を表現するという、
一体感がありつつも、何か深く心地よい違和感が残る作品、、、凄いです。

ゆで卵を削ってニワトリを作る?
糸を使って、蚕を作る?

使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す?

母親に似た女性を探す性の男?

まごころ→序→破→Qではなく、
まごころ→Q→序→破という考え?

私の脳みそでは上手な比喩が浮かびませんが。。。

本当に深い作品でした。

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そして、帰宅後、野菜たっぷりの鍋を食べつつ、
東野幸治さんと岡村さん、ジミー画伯が出演している『旅猿2』を観て、身も心も暖かくなりました。


(2012年11月25日 自宅にて ビール越しのジミー画伯〜RICOH CX4)


〜完〜