opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

しびれる

今日は、数日振りに仕事中の左近と何度かメールのやり取りをしました。


ー私
「昨日、映画『ゆれる』を観たよ〜。何も頭に入れずに観たけど、いや〜、凄かった!!
あの監督の細部にまでこだわる姿勢と俳優さん達、お見事でした!!!!」

ー左近
「『ゆれる』、ご覧になったんですねー。なかなか良い映画ですよね!
オダギリジョーの部屋が映るシーンがあったと思いますが、ある物が置いてある事に気づかれたでしょうか?
僕もtateさんも好きな物です。』

ー私
「もの、、どこかのシーン、、、部屋だったかな、気付いたのは、マイルスのレコードだね〜。「お!」と。」

ー左近
「マイルスのレコード…惜しいっ!
僕の言うある物も、実はレコードなんですよ。でもマイルスのじゃなくて…あるアーティストの素晴らしい曲です。
深読みかも知れませんが、「ゆれる」に掛かっているんじゃないかな、と思いました。」


このメールで、どうしても気になって気になって作業が手につかなかったので、
再びDVDをチェックしました。

「部屋のシーンは、確か、、、頭とケツだったよな、、」と。

頭のシーンでは、マイルスのレコード以外にそれらしき物が見つからず、ケツのシーンを、、、。
薄暗く重い雰囲気のシーンの中、、じ〜〜っと画面を見つめ細部までチェックしてみました。

「・・・ ・・・ あっ!!!!」
※映画をまだ観ていない方には、若干ネタバレの可能性があります、すみません。


(映画『ゆれる』のワンシーン)

このシーンのこの部分です。


(映画『ゆれる』のワンシーン)

これで分かる人は、なかなかな者です。


正解は、FISHMANSの"ゆらめき IN THE AIR"の12インチでした。

私物と照らし合わせてみます。


(2012年09月27日 デスクにて〜RICOH CX4) 


(2012年09月27日 デスクにて〜RICOH CX4)

間違いないです。

それを左近に伝えて。。。

ー左近
「はい、正解〜!部屋にはレコードがたくさんあるのですが、床に並んでいる中で、
"ゆらめき〜"が一番前に目立つように置かれていて。「あ、フィッシュマンズ!」と思い、
『ゆれる』と『ゆらめき』(ゆらゆら)で掛けてるのかなぁ、と。
あんなプレミアがついた貴重なレコードが、たまたま小道具のレコードに入っていて、
一番前に置いてあるなんて、あり得ないと思うので、意図的なものだと思うんですよねー。
深読みなだけかも知れませんが(苦笑)。」

深読みではないでしょうね。。。
あの監督、周辺のスタッフさん達だったら、ありえるな、、と。

いや〜〜〜、毛が逆立つくらいしびれました!

と、言いますか、このレコードに気付いた左近にも、しびれました!
なかなかやるもんです。。。彼は。


その後、久々に"ゆらめき IN THE AIR"に針を落としレコードを聴いていました。


(2012年09月27日 部屋にて〜RICOH CX4)

ゆらゆらと聴いていると、空が薄いピンクからオレンジに変わり、
急いでベランダに飛び出して写真を。。。


(2012年09月27日 ベランダにて〜RICOH CX4)

とても幻想的な雲と空でした。


今晩、もう一度、映画『ゆれる』を観たいと思います。

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You tubeより〜
FISHMANS/"ゆらめき IN THE AIR"(Part 1)
1998.12.28.mon@赤坂BLITZ 男達の別れ(Live)
FISHMANS/"ゆらめき IN THE AIR"(Part 2)
1998.12.28.mon@赤坂BLITZ 男達の別れ(Live)