opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

地震予測とGPS

「自然災害を予測する事は不可能だ!」

そう思う方も多いと思いますし、私もその一人でした。
しかし、3月11日以降、膨大なデータを分析して、なんとか少しでも予測出来ないか、、と、
真剣に向き合ってくれている専門家が居るのは心強いです。

地震に関して、こんなトピックがありました。

メモしておきます。

▼『房総半島沖で大地震の可能性』
NHK 5月31日 6時19分

関東地方の沖合で起きる地震について、国土地理院は、地殻変動のデータを分析した結果、
関東大震災を引き起こした震源域とは別に、千葉県の房総半島沖で大地震が起きる可能性が
あるとする研究成果をまとめ、今後、地震の規模などさらに詳しく調べることにしています。

これは、30日開かれた地震予知連絡会の定例会合で報告されました。それによりますと、
国土地理院がGPSのデータを解析した結果、房総半島の先端付近の地点が観測を始めた
平成9年から14年間、毎年3センチ程度北寄りに移動し続けていることが分かったということです。

房総半島沖では、陸側の岩盤の下に南からフィリピン海プレートと呼ばれる岩盤が
潜り込んでいることから、国土地理院は、岩盤が押されて地震を引き起こすひずみが
たまり続けているとみています。神奈川県の三浦半島付近も、同じようにひずみがたまり続けていますが、
大正12年にマグニチュード7.9の関東大震災が起きてひずみはいったん解放され、
一方、房総半島沖では、少なくとも300年間は大地震が起きていません。

このため、国土地理院では、関東大震災を引き起こした震源域とは別に、
千葉県の房総半島沖を震源域とする大地震が起きる可能性があるとみて、
今後、地震の規模や繰り返し間隔などを詳しく調べることにしています。

西村卓也主任研究官は「この地域で地震が起きた場合、
マグニチュード8クラスの地震になる可能性がある。
観測の精度を高めて地震想定の見直しに役立てるようにしたい」と話しています。

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この国土地理院などのGPSデータは信用性が高い事。
それは4月に放送されましたNHKスペシャル
MEGAQUAKEⅡ 巨大地震第1回 いま日本の地下で何が起きているのか』を観て、納得しました。

その時も、房総半島沖を指摘していました。後は、北海道東沖なども。


"GPSデータを元にしたズレ"
これは、一つのキーワードとして覚えておく事をオススメいたします。

上記の図のような矢印で表記されるもの、、です!

「事前に分かっていても、何も出来ないよ〜」と諦めないで下さい。
備える事の出来る範囲内で、物質的+精神的に備える事。

それが生死を分けます。