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東京都 街路樹5万本精密検査

連続ですが、ちょっと気になるトピックを見つけましたので、メモしておきます。


(「特定緊急輸送道路」に指定されている都道沿いの街路樹。
災害時に倒れると消火活動や負傷者の搬送などに大きな支障が出る
東京都新宿区で2012年5月4日午後1時2分、柳澤一男撮影)

▼『<東京都>街路樹5万本精密検査 地震時の交通遮断を予防』
毎日新聞 5月12日(土)10時33分配信

首都直下地震などの際、倒木で道が塞がれ緊急車両が通れなくなる事態を
未然に防ごうと、東京都が都内の街路樹約5万本の「精密検査」に乗り出す。
専門の樹木医が1本ずつ根を調べ、倒れる危険があると判断すれば植え替える
これだけ大規模な検査は全国でも例がなく、2年間かけて手順を決め、14年度から本格実施する。

道路沿いの大木は、強風や地盤の変化で倒れる恐れがある一方、倒れかけた沿道の
建物を支えたり、道路へのがれき飛散を防ぐ効果もある。都は年数回、建設局の職員らが
巡回して外観を調べ、内部の空洞化や枝折れなどがないかをチェックしている。

しかし、昨年9月に関東を直撃した台風15号で、渋谷区の繁華街にある街路樹が
倒れて停車中だったタクシーを直撃する事故が発生。他にも都内で約300本が横倒しになり、
道路が塞がれるケースが相次いだ。都が詳細に調べたところ、
外観に問題はなくても菌類の付着で根が腐ったり弱っている木が多かったという。

このため都は東日本大震災後に策定した長期計画で「大径木再生大作戦」と題した
プロジェクトをスタート。環状7号線や青梅街道など都が「特定緊急輸送道路」に
指定する都道37路線、総延長約600キロの沿道にある幹回り90センチ以上の
巨木を20年度までにすべて検査し、植え替えを進めることにした

今年度は調査委託費などで約7000万円の予算を確保している。

樹木医約150人でつくる「街路樹診断協会」(港区)によると、倒木防止に主眼を置いた
検査方法は確立されておらず、今回の試みが街路樹の安全基準作りにつながる
期待があるという。都は16年までに都内の街路樹を現在の70万本から100万本に増やす計画で、
建設局の担当者は「災害に強く景観も美しい『緑のネットワーク』を整備したい」と話す。
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事前に出来る事はする姿勢は、とても良いと思います!

最近首都圏では地震が少なくなっていますので、
この手のトピックに触れる事で、危機感を忘れないようにと思います。

不安感を煽ると勘違いされる方もいますが、キーワードは『危機感』、『危機管理』です。
それをお忘れなく!