opuesto / Tate’s Official Blog

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東海発電所の動き

FACTのインタビューにも出てきました、東海発電所に関してです。

福島第一原発は、もちろんの事、大飯原発に意識が向いている間に
茨城県東海村の東海発電所にも、様々な動きがありますので、
ざっくりまとめておきます。


(東海発電所

東海には二つの原発があり、東海発電所と、東海第二発電所です。
管理は日本原子力発電株式会社(原電)です。

前者は1998年3月から廃炉作業に入っています。
2020年(平成32年度)に解体・撤去の23年間の工程を終了させる予定になっていますが、
もちろん、高レベル放射性廃棄物の恒久処理・隔離・管理に関しては未定です。

先週19日に配管で穴が見つかりニュースになっていましたが、
先月も水漏れのトラブルが起きた際、水漏れの疑いに気づいてから
国に報告するまで2日かかったとして注意を受けたばかりです。

▼『東海原発で配管に穴 点検を指示
NHK 4月19日 22時21分

相変わらず、、です。

また、東海第二発電所では妙な動きが。
メモしておきます。

▼『東海第二原発 燃料装填し発電方針 村長は反発』
東京新聞 2012年4月24日 朝刊

地元自治体などから日本原子力発電(原電)東海第二原発茨城県東海村)の
廃炉を求める声が高まる中、原電は六月に原子炉(圧力容器)に核燃料を装填(そうてん)し、
発電まで実施する方針だと分かった

二十三日に開かれた村議会・原子力問題調査特別委員会で、大名美恵子氏(共産)が明らかにした。

大名氏は今月十三日に原発を視察。その際に職員が「(昨年五月から実施している)
定期検査の一環として燃料を装填した上で運転させたい。プールに置いておくのは
必ずしも安全ではない」と説明したという。
原電は本紙の取材に「定検スケジュールとして既に示してある」と核燃料装填の方針を認めた。

東海第二は東日本大震災による津波で、電源や冷却用の海水ポンプを失いそうになったが、
かさ上げした防潮壁のおかげでかろうじて事故を回避。冷温停止後、
昨年六月に核燃料を取り出していた。

原電の工程表などによると、今年六月に核燃料を再装填し、原子炉を起動。
発電(調整運転)まで実施し、定期検査を終える、としている。

ただ、東海第二は安全評価(ストレステスト)の結果が国に提出されておらず、
すぐには再稼働はできない。

原電の動きに対し、村上達也村長は「それ(燃料装填)をやったら、おしまいだ。
戦時中の突き進む軍部と同じだ」と憤った。

東海村ホームページは、こちらです。

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ざっくりですが、こんな感じです。

関東圏の方々にとっては身近な問題だと思いますので、取り上げてみました。

東海村付近の地震も少ないとは言えません。
何かあっても事後報告になりますので、その付近で大きな地震が起きた場合は、
注意が必要です。お漏らししても事後報告では遅いのです。自己防衛が大切です。