北がミサイルを発射し朝から大騒ぎでしたが、失敗に終わったようです。
市ヶ谷に配備した物々しいあれと桜の映像が肩すかし感たっぷりでしたが。。。
それは、それで、、として、
昨晩4月12日、理解不能な事を喋る人を報道ステーションで見かけました。
前々から色々な意味で気になっていた登山家の野口健さんです。
『原発再稼働 私はこう思う』に登場していました。
まず冒頭の1コマです。
これでもかっ!という、沢山のスポンサーに目がいきました。
「ん?東電?」。
違う写真で、ややアップの野口さん。
放送の内容をメモしていた方が居ましたので、転載させて頂きます。
よ〜く放送を観て聴いていましたが、私には何を言いたいのか全く理解出来ませんでした。
野口健「おそらくね、原発再稼働しなくても、この夏は乗り越えられると思う。
でも乗り越えられても本当には乗り越えられていないと思う。
使ってなかった火力を大量にバンバン燃やしてね、海外からエネルギーを大量に依存している。
海外からエネルギーを大量に依存するって、これは弱点ですからね」
登山家として世界をまたにかけ活動する野口氏。当面は火力発電が増えてしまうことによるリスク、
特に温暖化への影響が心配だと話す。
野口健「僕なんかは長年ヒマラヤの氷河が温暖化によって融解していくというのを長年、
いろいろな現場に行って調べてきて、原発の代わりに火力を増やしていくのは僕は違うと思っていて。
要は温暖化ということプラス自分の国で独自にエネルギーを確保できることは何かということですよね。
例えば、この地熱(発電)に大きくシフトするにしても、実際に発電できるまでに
約15年から20年前後かかると言われている。そういう意味で僕が再稼働に反対じゃないというのは、
次のエネルギーに移行するためにも、ある程度時間が必要ですから。
とはいっても、“じゃあ事故が起きたらいろいろ汚染するんじゃないか”と。あとはゴミの問題です。
核の廃棄物です。だから社会全体がどういうチョイス(選択)をするのかってところで、
すべてが正しいチョイスってないので。今すぐ原発を全部なくすのか、ならないですよね。
社会として、1億数千万人いるこの社会は明日も動いていかなきゃいけないし、
非常にこの原発の怖さを知りつつ、でも原発に頼っていかなきゃいけないと。
やっぱり日本人が腹をくくっていないんですよ。
あとね、物事をあまり深く追求してこなかったと思います。
例えば、鳩山由紀夫さんの(温室効果ガス)−25%。みんな飛びついたじゃないですか。
でもね、僕はびっくりしたんです。−25%とはどういうことか、あそこで原発を増やすことなんだって。
ただ、多くの人がそれを知らなかったって言うですよね。やっぱりどこかで他人事なんですよ。
じゃあ実際に電気代が上がっていく、工場を閉めますとなった時に、
自分の勤めている工場を閉めるとなっても、それでも脱原発と言いますかと。
僕は、この社会はそういう腹をくくれないと思ってますから。
脱原発と今は多くの人が言ってますが、それは長続きしないだろうなと。
事故があって、これをきっかけに、僕らはどういう社会が僕らにとって幸せなのかということを考える、
ある意味大きなチャンスだと思います。原発の事故は大変不幸なことですが、
不幸なことを不幸なこととして終わらせてはいけない」
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記憶に残っている方も居るかも知れませんが、
野口さんは原子力発電環境整備機構(NUMO)の広報としても活動をしていました。
色々なスタンスの方の意見を聴くコーナーだと思いますが、
何故か笑ってしまいました。
さらに、VTR明けの古館さんの表情も微妙な感じだったのが印象的でした(苦笑)。
※画像をアップしてくださった方、また文字起こしをしてくださった方。有り難うございました。