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2030年 原発ゼロになったら・・・

おはようございます。

あまり眠れないまま朝、、でした。

朝イチで原発の話題ですが、ちょっと気になりましたので
二社(毎日新聞とFNN)の記事をメモしておきます。

まずは、毎日新聞です。

▼『温室効果ガス:原発ゼロでも「25%減」 環境省、2030年試算を公表』
毎日新聞 2012年04月13日 東京朝刊

東京電力福島第1原発事故を受け、温室効果ガスの削減目標の見直しを検討している
環境省の中央環境審議会小委員会は12日、2030年の時点で発電電力量に占める
原発の割合をゼロにしても、温室効果ガスの排出量が1990年比で
最大25%削減できるとの試算を公表
した。

試算は国立環境研究所が実施した。2011〜20年度の平均成長率が実質2%程度で、
消費者物価上昇率が中長期的に2%で推移する「成長シナリオ」と、平均成長率が実質1%強で、
消費者物価上昇率が1%程度で推移する「慎重シナリオ」を想定。
両シナリオを、省エネの促進や太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入対策の
強度に応じてさらに3分類し、それぞれについて、
原発の割合が0%、20%、25%、35%の4パターンで試算した。

その結果、90年比の温室効果ガスの削減可能量は、
原発の割合0%=成長シナリオ5〜20%、慎重シナリオ10〜25%
▽同20%=成長シナリオ14〜29%、慎重シナリオ19〜33%
▽同25%=成長シナリオ16〜30%、慎重シナリオ21〜35%
▽同35%=成長シナリオ20〜34%、慎重シナリオ25〜39%
だった。

続いてFNNです。

▼『環境省検討会、2030年に原発未稼働なら温室ガス排出量は1990年比で約13%増と試算』
FNNニュース 2012年 04月13日 00時51分

環境省の検討会は、2030年に原発が稼働していない場合、温暖化対策などが
現在と変わらなければ、温室効果ガスの排出量は1990年と比べ、およそ13%増加するとの
試算を発表した。一方で、再生可能エネルギーを促進すれば、1990年と比べ、
25%の削減も可能としているが、対策費が62兆円かかるとしている。

これらを受け、政府は、夏までにエネルギー政策を決定する方針。

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まず見出しをパッと見てもその差が歴然です。
毎日新聞は『原発ゼロでも「25%減」』
FNNは『1990年比で約13%増と試算』と、打ち出しています。

内容も差があります。

まあ、FNNなので(苦笑)。

露骨に原発問題へのスタンスが分かる記事だと思い取り上げてみました。

いかがでしょうか?

しかし、どうしても、この手のCo2ビジネス関連は、うさん臭さ満載です。
他にやるべき事は沢山あるのにな〜と思います。