今日も全国的に春の嵐になるそうです。注意して下さい。
よ〜く読むと、「ん??」という記事を見つけましたので、
メモしておきます。
▼『海藻毎日食べる女性に発がんリスク』
NHK 4月11日 12時12分
ワカメやコンブなどの海藻をほぼ毎日食べる40代以上の女性は、
あまり食べない女性に比べて、甲状腺がんの一種になるリスクが
高まるとする研究結果を厚生労働省の研究班がまとめました。
研究班は「海藻の過剰な摂取は女性の甲状腺がんのリスクを高めるが、
一方で、海藻は全般的には死亡率を下げる健康によい食品なので、
食べすぎることなくバランスのとれた食生活を心がけてほしい」と話しています。
調査は、40代から60代の女性5万3000人に食生活を尋ねて14年以上にわたって
追跡調査を行ったもので、日本人の甲状腺がんで最も多い「乳頭がん」と
診断された113人の女性を中心に分析しました。
その結果、ワカメやコンブなどの海藻をほぼ毎日食べる人の発症率は、
週に2回以下しか食べない人に比べ1.71倍になっていたということです。
このリスクは閉経後の女性に限るとさらに高まり、3.81倍に上っていました。
海藻は甲状腺の機能維持に欠かせないヨウ素を豊富に含んでいますが、
研究班は、特に閉経後に体内の女性ホルモンの量が減ると、
過剰なヨウ素が甲状腺に悪い影響を与えるおそれがあると分析しています。
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補足として、この研究班というのは、独立行政法人『国立環境研究所』です。
この記事を読んで、不可解な点がいくつかありました。
まず、5万3000人を14年以上追跡調査し、甲状腺がんの「乳頭がん」と診断された方が113人。
人数の割合で言うと、0.002%の方のデータです。
「その少数派のデータをここまで公表する意味があるのかな、、」と。
次に病名に関してです。
甲状腺がんの「乳頭がん」と聞いて、ピンっと来た方も多いと思いますが、
今現在、この病名を聞くと私のような人間は、真っ先にチェルノブイリを想像してしまいます。
一口に甲状腺がんと言っても、乳頭がん、濾胞(ろほう)がん、髄様(ずいよう)がん、
*未分化(みぶんか)がん、そして悪性リンパ腫の5種類があります。
*未分化がん=細胞の分化が未熟ながんで、増殖がしやすく転移しやすいがんの事。
チェルノブイリ原子力発電所事故後に近隣地域で多くみられた甲状腺がんは、乳頭がんです。
放射線の被曝によって生じる甲状腺がんのほとんどが、これです。
またこのがんは、女性に多く、よく出るのは30代から50代と言われています。
結論ですが、何故今このデータを公表したのか?
「14年以上にわたって追跡調査〜」という書き方も曖昧に感じます。
また、甲状腺がんだけではなく、あえて乳頭がんと明記し、
性別年代も、チェルノブイリとリンクしていると感じました。
こじつけ?
考え過ぎ?
と、言われそうですが、一応メモしておきます。
まさか、今後甲状腺がんが沢山の人に診られた場合、
"海藻が原因"とか、アホな言わないですよね、、、厚生労働省の方々っ!!
国のお偉いさん方々は、過去にもこうしたすり替えを沢山し続けていますので、
注意して下さい!!
先日、こんな酷い記事を読んでいました。
▼『水俣病、期限後の掘り起こしは迷惑…環境副大臣』
読売新聞 4月8日(日)15時10分配信
水俣病被害者救済法による救済措置を巡り、水俣病不知火患者会(熊本県水俣市)
などが集団検診で被害者の掘り起こしを続けていることについて、地元11団体との
意見交換のため熊本県などを訪れていた横光克彦環境副大臣は8日、
「(7月末の)救済法の申請期限が来た後は慎んでもらいたい。ほかの団体が迷惑」と発言した。
期限延長や撤回を求めている同会は「被害者ときちんと向き合おうとしない発言だ」と批判している。
横光副大臣は、熊本県津奈木町で行った別の団体との面会で、
「このままでは7月末で申請を締め切れないのでは」という質問に対し、
「期限後には、こういった動きは慎んでもらわないといけない」と指摘。
「いつまでも掘り起こしが続くと、(地域振興などに力を注げず)ほかの団体に迷惑がかかる。
(不知火患者会などに)理解を求めていきたい」と述べた。
その後の記者会見で真意を問われた横光副大臣は、
「申請を目的にした掘り起こしを続けても、窓口がなくなった後では意味がないという趣旨」と釈明した。
水俣病不知火患者会の林田直樹事務局長は「環境省の素顔が見えた。我々は申請期限に関係なく、被害者の掘り起こしを続けていく」と批判した。同会などは、6月に1500人規模の検診を予定している。
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いかがでしょうか?
これが現実です。