opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

卯月薬膳と笑顔

無事、3月を乗り越え4月を迎える事が出来ました。

4月、色々な事が変わる季節ですね。
食品関係の汚染も、暫定基準値から新基準と設定され今日からスタートです。
今までは『暫定』だった、、のですよね。随分長い間、、でしたが。
厳しくする事により国民の健康を守るとお偉いさん達が言っていますが、遅すぎです。
そしてこの新基準で困惑しているのは、農作物の生産者の方々と漁師の方々です。
その事も忘れないで下さい。

放射能汚染、地震、それと花粉に黄砂。
日々八方ふさがり状態ですが、心身を整える事が重要です。

友人の漢方談話さんと出会ってから、さらに漢方や薬膳に興味が涌き、
時々ですが勉強しています。

この時期は、心身の動きも活発になり、
のぼせやイライラ、情緒不安定になりやすいです。

そこで!

春には自律神経と関係の深い『肝』に効く食材をとると良いそうです。

『肝』と言われても、、、ですよね。
簡単に説明しておきます。説明というか、ある本からの引用・転載ですが、、。

<薬膳では身体を5つに分けるー五臓


『肝(かん)』
〜血を貯蔵し、血量を調整する。情緒の安定とも深くかかわる。 「肝」が弱るとイライラしたり、憂うつ、生理不順などになりやすい。

『心(しん)』
〜血の運行を司り、精神活動、意識などを支配する。 「心」が弱ると動悸、不整脈、不眠などに。。。


『脾(ひ)』

脾臓ではなく、消化器系統の事を指す。 「脾」が弱ると胃腸の機能が悪くなり、食欲不振、疲れ、だるさ、むくみ下痢などに。

『肺(はい)』
〜呼吸を司り、気を全身に巡らせる役割があり、水分代謝にもかかわる。 「肺」が弱ると風邪、花粉症、喉のかゆみ、せんぞくなどに

『腎(じん)』
〜水分代謝調節といった腎臓の動き以外に、生殖や成長を司り、 「腎」が弱ると精力減退、不感症、不妊症、足腰の衰え、骨粗しょう症などに。

話しを『肝』に戻します。

この時期、ほうれん草などの緑の濃い野菜や、香りのいい三つ葉、セロリ、シソが良いそうです!
また、あさりやしじみの貝類も良いと書いてありましたが、この貝類に関しては、汚染が心配されます。
アジア産が多く出回っていますが、産業廃水の汚染が心配されますので注意が必要です。
「身体に良い!」と思ってそれを食べてしまい、逆効果だったというのは残念な話ですので。

他、いちご、梅干し、ヨーグルト、柑橘類の酸味があるものも適度にとると良いそうです。
さらに、お酒なども、ほどほどならokだそうです。ほどほど、、なら、、ですよ。

漢方談話さんのブログでは、毎日薬膳料理を紹介し、それぞれの説明も添えられているので、是非!


また、難しい本ばかりではなく、中島たい子さん著の『漢方小説』も読んでいます。
さくっと、電車の中などで読めるので、オススメです。


様々な問題を乗り切るための心身作り。
『食育』という言葉に少し違和感はありますが、その季節ごとの食材をバランス良く食べる事です!
親がそれを勉強して、作り食べて、子ども達に教えて行く。大切な事です。


sun&moonさんから、こんな素敵な写真を送ってもらいました。
春を感じる花と子ども達の無邪気な笑顔。

だ〜る〜ま〜さ〜〜んが転んだっ!」です。

国に騙されないように、少しでも多くの子ども達をこれからも守っていきます。

さて、4月(卯月)、、、ちょっと直感を頼りに生きてみます。