opuesto / Tate’s Official Blog

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新潟・北海道・滋賀・愛知

今日3月26日、午前0時頃、柏崎刈羽原発6号機が
定期検査のため発電を停止しました。

これで東電原発17基が全てストップし、
国内54基のうち稼働中は北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)の1基だけとなりました。
その泊原発3号機も5月5日から定期検査のため停止します。

新潟の柏崎刈羽原発に関して分かりやすい記事がありましたので、メモしておきます。

▼『再稼働に慎重、経済への影響は心配…柏崎刈羽
読売新聞 3月26日(月)13時42分配信

東京電力柏崎刈羽原子力発電所6号機(新潟県)が26日午前0時頃、
定期検査のため発電を停止したことを受け、新潟県泉田裕彦知事は同日、
記者会見し、安全面から早期の再稼働に改めて慎重な姿勢を示した。

地元からは、長期間停止した場合、地域経済や雇用への影響は避けられないと
心配する声も上がっている。

泉田知事は記者会見で「止まっているから安全というわけではなく、
気を抜かずに『生きている原発として管理してほしい」と東電に注文を付けた。

再稼働については「福島第一原発事故で何があったのかという未解明の点が山ほどあり、
そこにふたをして前に進むことはない」と述べた。

地元の柏崎市の会田洋市長も「今の暫定的な対策やストレステストで
安全性が確認できるとは受け止めがたい」と早期再稼働に否定的な見解を示した。
ただ、「産業や雇用面では影響が出る」との懸念も口にした。

刈羽村の品田宏夫村長は「地元での雇用、国全体のエネルギーの供給といった
経済面で大変影響が大きい」と話し「規制当局がゴーサインを出せば尊重する」と
再稼働を容認する構えだ。

泉田新潟県知事、柏崎市の会田洋市長は再稼働に関して否定的な意見ですが、
刈羽村の品田宏夫村長は経済面を考えて稼働させたいのかな〜と思いました。


また、原発銀座という厄介なコピーが付いている、福井県原発に関して
近県の動きが上がってきました。

お隣の滋賀県は、 国が原発から半径30キロを目安とする「緊急防護措置区域(UPZ)」に
ついて、26日、独自に実施した放射性物質の拡散予測に基づき、
最大約40キロまで広げる方針などを盛り込んだ地域防災計画をまとめました。
半径50キロが目安とされる「放射性ヨウ素防護地域(PPA)」も県全域に拡大し、
安定ヨウ素剤の配備など必要な措置を検討すると明記し、計画は近く国に報告するそうです。

嘉田由紀子知事は「放射性物質は県境に関係なく影響がある。
近畿の水源である琵琶湖を抱える滋賀県には責任がある」と強調しています。

愛知県と関西電力も同日26日、福井県内にある11基の原発で事故や
トラブルがあった場合の通報や、平常時にも安全に関わる情報を共有する体制を
構築することで合意しました。

美浜原発美浜町)の3基、高浜原発(高浜町)の4基、大飯原発おおい町)の4基で、
愛知県境から約80〜110キロに位置する。非常用の冷却装置が作動したり、
放射性物質の漏えいにつながるようなトラブルが発生したりした場合、
関電が愛知県に速やかに連絡するそうです。

愛知県は昨年9月、浜岡原発(静岡県御前崎市)をめぐり中部電力と同様の覚書を交わしており、
関電にも連絡体制の構築を要請しています。

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「今年の夏、電気足りるの???」と心配される方も多いと思います。
また、必殺技の一つ、脅しの計画停電をやるとは思えませんが、
日々、当たり前の節電を継続させる事は大切です!

関東圏は、ぼちぼち暖かくなってきていますので、
盲点の無駄と言われている、便座を暖かくする機能はOFFにして下さい。
意外と電気を消費しますので。。。

いつの間にか自動販売機関係も全開で稼働しています。
それも疑問です。いらない自動販売機は、どんどん撤去する方向へ持っていきたいですね。

去年の3月19日の1枚です。


(2011年03月19日 都営地下鉄構内にて〜RICOH CX4)

※今後自分で撮影した写真に関しては、今までのサイズより少し大きくアップさせて頂きます。

街中の自動販売機に『中止』と貼ってやりたいですが、そんな行為で捕まりたくないですし、
みなさんも、くれぐれも注意して下さいね。