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地熱発電と東電社員の発言

昨日のトピックですが、少し前向きな良い話しです。

メモしておきます。


(斜め掘り井戸による地熱発電

▼『地熱発電:国立・国定公園内での設置基準緩和…環境省
毎日新聞 最終更新 3月21日 23時28分

環境省は21日、国立・国定公園内での地熱発電の設置基準を緩和することを決めた。
これまで開発規制区域の外から斜めに掘る「傾斜掘削」のみを容認する方針を示していたが、
自然環境への影響を最小限にとどめるなどの条件付きで、区域内で掘る「垂直掘削」も
認めるとした。新基準は3月中に都道府県などに通知する。

国立・国定公園は自然景観や生物多様性の度合いで、特別保護地区、
第1〜3種特別地域などに分けて管理されている。このうち垂直掘削が容認されるのは
規制が比較的緩い第2、3種特別地域。

条件として、関係者間の合意形成
▽環境影響を最小限にとどめる技術の導入
▽周辺の荒廃地の緑化や温泉事業者への熱水供給など地域貢献
▽長期モニタリングと情報の開示−−を挙げた。

日本には世界有数の潜在的地熱発電能力があるが、開発候補地の約8割は公園内にあって
開発が遅れてきた。そこで、環境省は2月、特別地域外からの傾斜掘削による地熱資源利用に
限り認める方針を示したが、環境影響の大きい垂直掘削は今後の検討課題としていた。

規制緩和の理由について、環境省は「エネルギー供給状況の変化から、地熱資源利用に
道を開くことを決断せざるを得なかった」と説明した。

経済産業省は候補地として、阿寒国立公園阿寒地域(北海道)、大雪山国立公園白水沢地域(同)、
十和田八幡平国立公園菰(こも)ノ森地域(秋田県)、栗駒国定公園木地山・下の岱(たい)地域(同)、
同公園小安地域(同)、磐梯朝日国立公園磐梯地域(福島県)の6地域を挙げている。
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どんどん開発を進めて、東電の呪縛から解放される日を望みます。

ただ、開発や運営に、原発関連企業、東電の子会社などが入りそうな嫌な予感もします。
知れば知る程、モンスターです、東電は。


少し話しは反れますが、先日の一回忌で兄貴と久々に会いました。
ほとんど会話をする事は無かったのですが、
最近、さらに地震に怯える母親からこんな話しを聞きました。

『首都直下型地震だけどさ、おにいちゃんは、「来ないよ」って言っていたよ。
去年、あんな大きな地震があったばかりだし、どうなの?〜』

『〜来ないとは言い切れないし、実際にプレートが大きくずれている訳だし。
なんで、あのクソ会社(東電)の社員は、そんなノンキな事を平気で言えるのかな?
俺には理解出来ないよ。地震の専門家でもあるまいし。そういう軽はずみの発言は
去年の今頃(計画停電)と全く変わっていないね。アホ過ぎだし、危機管理がなっていないんだよ!
まだ安全神話か何かを信用しているんだろうね。全く話しにならない。
どちらを信用するかは、自分で決めればいいと思うけど、備えだけはしておいた方がいいよ。
死にたくなかったら。俺は、兄貴の言っている事は全く信用しないけどね。』

な〜んて会話をしつつ、帰りの特急に乗るために駅まで車で送ってもらいました。

久々に会った兄貴は、さらに弱っているように少し見えました。
震災以降、数回再会していますが、会う度に、、思います。

早く、目を覚まして欲しいものです。