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地震防災マニュアル

昨日の地震時、たまたま近くに居た方々(近所の居酒屋)の危機管理が低く、
本当にイラっとしましたので、改めて地震防災マニュアルに関して書かせて頂きます。

この『消防庁防災マニュアルー震災対策啓発資料ー』は、かなり分かりやすく
様々なケースに合わせた対策方法が明記されています。

「是非チェックして下さい!」とリンクだけ貼っても弱いなと思いましたので、
実例を想定しつつ、書き出しておきます。

▼会社勤務、通勤に電車(地下鉄など)、徒歩を要する方。

<職場>
『職場ではキャビネットや棚、ロッカー、コピー機などから離れ、頭部を守り、机の下に隠れるなど身を守りましょう。』
●窓ガラスが割れることがあるので、窓際から離れましょう。
●OA機器などの落下に注意しましょう。
常日頃から整理整頓をするなど職場環境をよくしておきましょう。
●外へ逃げるときは落下物などに注意し、エレベーターは使わないようにしましょう。

<鉄道>
『緊急停車に備え、ケガをしないように姿勢を低くしたり、手すりやつり革をしっかり握りましょう。』
●強い揺れを感知すると電車は緊急停車します。
●座席に座っている場合には、低い姿勢をとって頭部を鞄などで保護し、
   立っている場合には手すりやつり革をしっかり握って転倒しないようにしましょう。
停車後は、乗務員の指示に従いましょう。
<地下鉄>
震度5弱程度の揺れを観測した場合に運転を停止し、線路途中なら安全を確認し、低速で最寄りの駅に向かいます。』
●地下鉄の運行速度は時速40〜50km程度です。
停電になっても非常灯が1時間程度は点灯するので、慌てずに行動しましょう。
●地下鉄によっては高圧電線が線路脇に設置されているので、勝手に線路に飛び降りると大変危険です。
停車後は、乗務員の指示に従いましょう。

<オフィス街・繁華街>
『中高層ビルが建ち並ぶオフィス街や繁華街では、窓ガラスや外壁、看板などが落下してくる危険性があります。』
●オフィスビルの窓ガラスが割れて落下すると、時速40〜60kmで広範囲に拡散します。
   ビルの外壁や張られているタイル、外壁に取り付けられている看板などが剥がれ落ちることもあります。
   鞄などで頭を保護し、できるだけ建物から離れましょう。
●繁華街では、オフィス街には少ない、店の看板やネオンサインなどの落下・転倒物が加わります。
   強い揺れに襲われた際には十分注意しましょう。


▼頻繁に車を使う方。

<運転中の場合>
『急ブレーキを踏めば予想外の事故を引き起こすことにつながります。』
●揺れを感じたら
1、急ブレーキは禁物です。ハンドルをしっかり握り、前後の車に注意しながら徐々にスピードを落とし、
    道路の左側に停車します。
2、エンジンを切り、揺れがおさまるまでは車外に出ず、カーラジオから情報を入手します。
3、避難の必要がある場合は、車のキーはつけたままにし、ドアをロックしないで、窓を閉めます。
4、連絡先を見えるところに書き、車検証などの貴重品を持ち、徒歩で避難します。

●車での避難は、緊急自動車などの妨げになりますのでやめましょう。
●高速道路では、普通の道路を走行中の対処に加え、以下の点にも留意しましょう。
 ○高速走行しているのでハザードランプを点灯させ、前後の車に注意を喚起します。
 ○高速道路では約1kmごとに非常口が設けられており、ここから徒歩で地上に脱出することができます。
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ざっくりですが、こんな感じで『消防庁防災マニュアルー震災対策啓発資料ー』にアップしてあります。

個々のケースを考えて、お時間がある時にでもチェックして下さい。

この手の情報は、うんざりするくらい定期的に更新させて頂きます。
更新する事で、自分自身の勉強にもなりますので。