opuesto / Tate’s Official Blog

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現在の福島第一原発

昨日、20日に報道陣に福島第一原発の現在が公開されました。
クレームが入りそうですが、メモしておきます。


(建屋が吹き飛んだ福島第一原発4号機。上で作業する人の姿が見える。黄色の部分は原子炉格納容器の上部。
緑色の部分は燃料交換機(20日)=代表撮影)

▼『福島第一3号機に接近、バス内の放射線量急上昇』
読売新聞 2月21日(火)1時31分配信

東京電力福島第一原子力発電所が20日、昨年12月の「冷温停止状態」の達成以来初めて、
報道陣に公開された。

連日3000人以上の作業員が依然、炉心溶融を起こした原子炉の監視やがれき撤去などに当たる
厳しい現実を目の当たりにすると、野田首相が宣言した「事故収束」が空疎に思えた。

原発では、今年に入っても2号機の温度計の故障や、凍結による配管・弁の破損で汚染水漏えいなどが相次いだ。
公開は、今月から始まった国の検査に合わせたもので、約40人がバスで、
昨年11月の初公開時の逆回りコースをたどった。

原子炉の監視を行う免震重要棟近くには、原子炉の注水ポンプ6台がトラックの荷台に搭載され、
荷台は、凍結防止対策として、保温カバーで覆われていた。

注水ポンプからは、プラスチック製の配管が数百メートル以上離れた原子炉に延びる。
総延長4キロ・メートルの仮設ホースは順次、強度の高い配管に交換されているが、原子炉冷却は、
循環注水冷却システムに依存する状況は変わらない。

水素爆発による破壊が大きい3号機にバスが近付くと、車内の放射線量も急上昇し、
同乗した東電社員が「毎時1500マイクロ・シーベルト」と叫んだ。4号機から約340メートル離れた高台で、
今回初めて、バスから降りることが許された。4号機5階では、1535本の使用済み核燃料の取り出しに向け、
作業員が貯蔵プール周辺のがれきを撤去していた。

原子炉の無残な姿は、6年前に訪れた旧ソ連チェルノブイリ原発と重なった。
4時間余りの取材で被曝(ひばく)量は79マイクロ・シーベルトだった
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小さくて見えにくいかも知れませんが、この写真の上層部で作業する方々が見えます。
『こんな環境で、、』と改めて思いました。

東電社員が叫んだ「毎時1500マイクロ・シーベルト」。
4時間余りの取材での被曝量が、79マイクロ・シーベルト

もし、ここに丸1日居たら、79x24=1896マイクロ・シーベルトになる計算です。
約1.9ミリシーベルト、、です。

冷温停止、事故収束、、、ですか、野田さん。。。


ん〜、、、今日はイラっとする記事やトピックがやや多めです。

イラッと無駄な力を使うと、お腹が空いてくるものです。
『さて。今日は、何腹だ?』と、例の漫画のように問いかけてみました。

今晩は、辛めのマーボー豆腐にします。