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福島 医療費無料化問題

連続ですが、福島関連の記事を紹介させて頂きます。

福島の子ども達、医療費無料化の問題で、残念な流れになりつつあります。。。

NHK朝日新聞の記事をメモしておきます。
後者に関しては転載クレームが入るかも知れませんが、、、。


(from boston.com/2011.04.13 Japan's crisis one month later)

▼『福島要望の医療費無料化は難航』
NHK 1月21日 6時7分

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県が要望している県内の
18歳以下の子どもの医療費の無料化について、政府内では原発事故に直接関係のない
病気やけがの医療費を負担することは難しい」
という意見が根強く、実現の見通しは立っていません。

原発事故を受けて、福島県の佐藤知事は「将来を作る子どもの健康を守らないといけない」として、
政府に対し、県内の18歳以下の子どもの医療費の無料化を求めており、今月8日、福島県を訪れた
野田総理大臣に対して、改めて要望しました。この要望について、政府は、関係省庁で対応を協議していますが、
原発事故に起因する病気は、治療費や検査費用を国や東京電力で負担すべきだ」という
意見が出ている一方で、「かぜや骨折など、原発事故と直接関係ない病気やけがの医療費を
負担することは難しい」という意見が大勢となっています。これに関連して、平野復興担当大臣も、
20日の記者会見で、「原発被害という福島県の特殊事情は分かるが、子どもの医療費の無料化は、
ストレートに結びつかない。国の一般会計から財源を投入することには慎重な意見がある」と述べており

福島県が要望している県内の18歳以下の子どもの医療費の無料化は、実現の見通しは立っていません。


▼『福島の子の医療費無料化を断念 首相、財源困難と判断』
朝日新聞デジタル 2012年1月22日3時6分

野田佳彦首相は、福島県内の18歳以下の医療費無料化を断念する方針を固めた。
福島県からの要請を受けて検討する考えを表明していたが、財源確保が難しいと判断した。
近く県側に伝える。

東京電力福島第一原発事故の影響で子どもの放射線被曝(ひばく)への懸念が強まっており、
福島県佐藤雄平知事が無料化を求めていた。県外への人口流出を防ぐねらいもある。
首相は今月8日に福島県を訪れた際、「政府内でしっかり検討したい」と表明していた。
野田政権は必要な経費を年間100億円弱と試算したが、医療費が膨らむ可能性も指摘されていた。
政権内で検討した結果、無料化で増える受診に対応する医師の確保が新たな問題点として浮上。
福島県外の住民との公平性からも難しいと判断した。
復興対策本部の幹部は「額はそれほど大きくないが、風邪などの医療費も含めて福島だけ
無料にする説明がつきにくい」と話す。
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2社、少しニュアンスが異なる点もありますし、これに関しては様々な意見があると思いますが、
「かぜや骨折など、原発事故と直接関係ない病気やけがの医療費を負担することは難しい」という
コメントが、少し気になりました。

被曝をし、抵抗力などが低下している子ども達を「直接関係ない」と言えるのでしょうか?

また、今ひとつ信用出来ない福島県知事の発言の中に彼の真意が垣間見えます。
「県外への人口流出を防ぐねらい」。
この手の発言に関しては以前から指摘されています。。。人口流出を避けたい為だけに、
この無料化の案を出しているのでしょうか?福島県民からの税収目当てだとしたら、とんでもない話です。

少し難しい問題を含んでいますので、もう少し調べたいと思います。