ベッドに横になりつつ、もう1台のテレビ(ブラウン管/デジアナ変換仕様)を観つつ、
うとうと寝てしまいました。
『〜え、、二号機の内部映像が公開されました〜』という声が聞こえ、
パキっと目が覚めニュース映像を観ました。寝ぼけていたので、なおさら分かりにくい感じでしたが、
冷静に考えても、もの凄い事になっているのでしょうね。
また改めて調べて、映像など再チェックします。
さて、「週刊現代」の記事からです。
・年明けからセシウムの量が急増している
この記事の大半は、武田氏によるものでしたので、日々武田氏のブログを読んでいる人には
あまり新鮮な情報は無かったのでは、、と、私は感じました。
しかし、福島市在住の主婦の方のコメントはリアルでした。
市民団体のメーリングソフトで1月2日のセシウム急増の事を知ったのは1月の6、7日だそうです。
もちろん、国や県、市からのアナウンスは一切無かったと。
もう1つ、この主婦の方に共感出来たのは、以前から私も指摘しています、
『HPで情報を公開しています』という点です。
「県にしろ文科省にしろ『HPで情報を公開しています』と言うけど、そもそもインターネットで
こちらが積極的にアクセスしないと情報を得られないのが、おかしいでしょう。
東電も国も、今現在福島に住まされていることの意味を、全く考えていない。
私達は好きで被曝し続けているわけではないんです。逃げられない事情があるから
住んでいるだけです。私達はモルモットではない。国や学者に被曝データを提供する為に
生きているんじゃないんです。」と主婦の方が言っています。
その通りです。モルモットじゃないんですよ、、人間は。
さらに、週刊現代の記者さんが、今回のセシウム急増の原因と対策について
経産省(原子力安全・保安院)、原子力安全委員会、文科省、東電に取材しています。
これが、ま〜案の定と言いますか、相変わらず酷いコメントの嵐です。
以下、転載致します。
<経産省(原子力安全・保安院)のコメント>
「定時降下物に関しては担当が文科省になります。原発の外は文科省という分担がありまして。
文科省さんの話なので、ウチではコメントが出せません。」
<文科省のコメント>
「ウチがモニタリングをしていますけど、原因はわからないですね。ウチでは分析をやっていないので。
モニタリングについては文科省ということになりましたからね。ただ、評価は原子力安全委員会です。」
<原子力安全委員会のコメント>
「評価?現段階ではやっていません。現状の文科省のデータでは、数値が高いというだけで、
何が原因かはわかりません。我々は現地で測定する部隊ではないので、、、、。
測定方法など、もう少し細かいデータがあればいいのですが、、、。」
ー現段階では評価の為のデータが足りない?(記者)
「そういうことです。できることなら早く評価をしてあげたいのですが、、、」
<東電のコメント>
「知りませんでした。確認して折り返します。」
ー1時間後に返事が来た。(記者)
「当社にモニタリングポストでは異常な値が出ていないので、原発は関係ないのではないかと、、」
いかがでしょうか、この一連のアホみたいな腐った流れ。。。
どいつもこいつも!と思いますが、最後の東電のコメントは、完全に「落ち」ですよね。
「知りませんでした」にプラスして、「原発は関係ない〜」と。。。理解が出来ません!
他、気になったのは、原子力安全委員会のコメントの中の「できることなら早く評価をしてあげたい」。
この「〜してあげたい」という言い方が、他人事ですね、完全に。
凄いです。イラッとして、お陰様で風邪菌が、吹っ飛びそうです。
この記事を読み、さらにこの島国で生き延びるには?
と、本気で考えた方が良いと思いました。
このような状況下でも、まだ国やお偉いさん、東電を信じている方は居ます。
それはそれで、もういいのかな、、と思いつつ、では、どうこのアホ連中と向き合って行くのか?
課題は山積みです。外へ逃げる事が出来る人は、1日でも早く避難して下さい。