今日は、どんより重い雲に覆われています。
他、怪しい雲を見かけたという情報もありますが。。。
さて、ERSSに関しての情報が、ひとまずまとまってきましたので書かせて頂きます。
まず、ERSSと検索してみます。
原子力安全基盤機構のサイトがトップに来ると思います。
（この原子力安全基盤機構も、かなりうさん臭い所です。お時間がある方は、ちょっと検索してみて下さい）
ERSS(Emergency Response Support System)緊急時対策支援システム。
立派で優等生な名前ですね。
年末１２月３０日にもこのERSSで不具合があった事は記憶に新しいです。
発表は翌日の３１日でしたが。。。
この「不具合」というのは、原子炉の圧力や温度、周辺の放射線量等のデータをリアルタイムで
監視することができなくなっていた、、という恐ろしい話しです。
他、SPEEDIのデータを公表しなかった話は有名ですが、
（ただ、文科省はもちろんそのデータを見ていました。そして、汚染が広がる地域、
広がってしまった地域にいち早く人を派遣していまし、汚染を計測する装置も、きっちり設置していました。）
そのデータを日本国民より先に米軍に流していた事を政府が認めました。
言語道断というか、呆れ果てます。
「我ら政府は国民を守る！」と歴代の首相、お偉いさんが言っていた事。ヘドが出ます。
ERSSに関しては、１月５日放送の『たね蒔きジャーナル』で触れています。
※文字起こしは、「ざまあみやがれい！」にアップされていますので参考にして下さい。
放送の中で、小出氏が「自分たちの都合の悪いことは言わないという、そういう政府なんですね。この日本の国は」と
コメントしているのは印象に残りました。
そして、さらに今日、こんな記事を見つけました。
▼『非常用電源が未接続 情報送れず』
NHK 1月19日 12時30分
東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉の状態などのデータを監視している国の
システムへ情報を送る装置に非常用電源が接続されていなかったため、
震災直後に必要な情報を送れなくなっていたことが分かりました。
非常用電源が接続されていなかったのは、全国の原発の原子炉の温度や、周辺の放射線量などの
情報をリアルタイムで監視する「ＥＲＳＳ」という国のシステムに情報を送るための装置です。
東京電力によりますと、福島第一原発では、事故の４か月前のおととし１１月、
この装置に予備として非常用電源を接続することを計画していましたが、用意したケーブルの長さが足りずに、
接続しないまま放置していたということです。
このため福島第一原発では、去年３月１１日の地震直後に外部電源を失って以降、
必要な情報を送れなかったということです。この国のシステムは、およそ２時間後に故障して
停止したため使えなくなりました。東京電力は「データを送る装置に予備の電源を接続することは
自主的に提案したが、結果的に接続がうまくいかず、そのままにしてしまった。
原子力安全・保安院と工事の時期を調整していたが、緊急性があるという認識はなかった」と話しています。
これについて原子力安全・保安院の森山善範原子力災害対策監は
「今後必要な情報が送れない事態にならないように全国の原発について、
非常用電源の設置の徹底や伝送経路の多重化などを図りたい」と話しています。
この記事、いかがでしょうか？
ポイントは、３つです。
１、「予備として非常用電源を接続することを計画していました〜」、、、当たり前の事です。
２、「用意したケーブルの長さが足りず接続しないまま放置していた〜」、、、意味不明です。
３、「緊急性があるという認識はなかった〜」、、、もう一度、ERSSの意味を確認して下さい！
確か、、『緊急時対策支援システム』ですよね（苦笑）。
少し話は反れますが、最近テレビとHDレコーダーを購入しました。
その際、HDMIケーブルが１本必要だと分かり、「どれくらの長さが必要かな？」と考え購入しました。
しかし、その長さが若干短く、配置を平面ではなく少し立体的に考える事で解決しました。
これが一般的な考えです。
ケーブルの長さが足りなかったら、考えるか代用品を用意するのは、誰にでも分かります。
もちろん、テレビのケーブルとは違い、長さ、金額も異なると思いますが、
『それをクリアーさせる事があんたらの仕事だろ！！』と、激怒したくなります。
それが出来ない組織、お偉いさん達、、、理解に苦しみます。
いい大学を出て沢山お勉強をされて来たと思いますが、残念ですね。
呆れ果てると同時に、本当に怒りがこみ上げてきます。
国民をラット化するつもりでしょうか？
原発作業員に関して「死んでもいい人間を集めろ！」と発言した東電しかり、
国全体が、おかしな方向へ進み続けています。
