SAVE CHILDさんからです。
2つの記事をメモしておきます。
▼『ストロンチウム 都内3カ所で検出』
東京新聞 2011年11月24日 06時58分
東京・霞が関の経済産業省庁舎前(千代田区)など都内3カ所の
路上に堆積していた泥から、微量の放射性ストロンチウムが検出されたことがわかった。
福島第一原発から約250キロとより遠い横浜市港北区のマンション屋上の
泥などからも10月中旬に確認されている。ストロンチウムについて文部科学省は
同原発から半径100キロ圏内でしか土壌調査しておらず、専門家などから調査範囲の
拡大を求める声が上がっている。
調べたのは、港北区の自宅マンション屋上でストロンチウムを突き止めた
教員男性(38)らの住民グループ。
10月上旬、経産省前のほか、東京国際フォーラム前(千代田区)と
都営地下鉄清澄白河駅前(江東区)にたまった土壌を採取し、横浜市鶴見区の
民間検査機関・同位体研究所に測定を依頼した。
検査結果によると、ストロンチウムは1キログラムあたり最大が東京国際フォーラム前で
51ベクレルを検出。経産省前が48ベクレル、清澄白河駅前は44ベクレルだった。
一方、放射性セシウムについては経産省前の4万8000ベクレルが最大。
東京国際フォーラム前が2万955ベクレル、清澄白河駅前は1万9127ベクレル。
これらは国や東京都が全く把握していないデータだ。
横浜市は男性の指摘を受け、10月中旬、市内3カ所からストロンチウムを検出し、
福島第一の由来であると発表。市はストロンチウムの調査範囲を拡大するよう国に求めたが、
文科省はまだ横浜の土壌の検査中という。
ストロンチウムの広範囲な汚染の一端を明らかにした男性は「国は食品のストロンチウムの
規制値も示し、食品検査に結び付けてほしい」と話す。
国は現在、食品に含まれるセシウムの規制値を見直し作業中だ。
暫定規制値ではストロンチウムが除外されている。
厚生労働省の担当者は「今の規制値でも、セシウムが検出されれば、
ストロンチウムは10%を超えない割合で存在しているという前提でいる。
来年4月までに新しい基準を示すが、ストロンチウムの具体的な数値を示すかも
検討している」としている。
▼『【原発】都内農家の堆肥から基準超セシウム』
ANNニュース (11/24 18:58)
東京都内の農家13軒で生産された堆肥(たいひ)から、
国の基準を超える放射性セシウムが検出されたことが分かりました。
東京都は先月、要望があった都内の農家129軒で生産された堆肥を検査しました。
この結果、13軒で生産された堆肥から国の基準の1キロあたり400ベクレルを上回る、
410ベクレルから2150ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
これらの堆肥は、落ち葉やせん定した枝を原料として農家の自給用に生産されたもので、
一般には流通していません。都は、この堆肥を廃棄するよう要請しました。
※この記事に関しての補足です。
<基準値越えの13軒>
立川市(落葉、剪定枝)460ベクレル/kg
国分寺市(落葉)1,330ベクレル/kg
国分寺市(落葉)1,640ベクレル/kg
葛飾区(馬ふん、オガクズ)830ベクレル/kg
練馬区( 落葉、剪定)930ベクレル/kg
練馬区(剪定枝)420ベクレル/kg
板橋区(落葉)500ベクレル/kg
板橋区(落葉)480ベクレル/kg
府中市(剪定枝)450ベクレル/kg
狛江市(剪定枝)410ベクレル/kg
杉並区(落葉、植物残渣)470ベクレル/kg
多摩市(落葉)910ベクレル/kg
日野市(落葉、チップ、馬ふん)2,150ベクレル/kg
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都内にお住まいの方々。
この状況を把握し、油断しないで下さい。
都心に出て感じるのは、マスクをしている人の大半は、風邪対策なのかなと感じます。
マスクくらいは、着用した方が良いですよ。、、ほんと。
ちなみに都心に出た昨日、私は、ず〜っとマスクを着用していました。