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汚染拡大の盲点の1つ〜中古車編

久々に、汚染問題に関して、書かせて頂きます。

私も知らなかった事、汚染拡大の盲点の1つと言いますか、
上げたらキリがないのですが、1つ紹介致します。

7月2日の記事に『川崎港で輸出用中古車から放射線 業者「福島で登録」』というものがありました。

川崎市港湾局は1日、川崎港東扇島の外貿埠頭で、輸出予定だった中古の乗用車から
毎時62・60マイクロシーベルト放射線量を検知し、輸出を取りやめて車を仕入れた業者が
引き取ったことを明らかにした。

港湾局によると、ナンバープレートは付いていないが、業者は「福島県で抹消登録した」と話しているという。

放射線は車体前部の外側から検知した。運搬貨物に関する放射線の基準値はないため、
文部科学省に照会。仕入れた業者が引き取ることに問題はないとの回答があった。

福島第1原発事故後、貨物を運搬する船会社が、自主的に放射線測定を開始。
高い放射線量を検知したのは、南アフリカに向かう船に積み込む予定だった500台のうちの1台だった。

毎時62・60マイクロシーベルトとは、相当なものです。

また原子力安全・保安院ホームページを見るとたびたび警戒区域から
「車の持ち出しを実施」とあります。8月25日と27日にも実施されています。
さらに、8月28日、南相馬市で、車の持ち出しを実施と書いてあります。

以下、先程更新されました『原子力関連 緊急情報』です。

【第242報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について
(8月29日12時00分現在) [2011/08/29 17:11更新]

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
東京電力(株)福島第一原子力発電所
・1号機原子炉建屋開口部のダストサンプリングを実施(8月28日8:10から14:25)
・3号機において、スキマサージタンクへの水張りのため、使用済燃料プールに淡水注入(8月28日11:05から12:12)
・4号機において、仮設放水設備により使用済燃料プールに淡水(約16.5m3)を注水(8月28日16:04から16:37)
・6号機のタービン建屋地下の溜まり水を仮設タンクへ移送(8月29日10:00から)
・水処理装置のベッセルを交換(水処理装置の停止なし)(8月28日11:01から11:12)
・水処理設備の淡水化装置1Aが低圧異常警報により停止(8月27日23:45)。その後、フィルタの交換を行い再起動(8月28日10:54)。
・電源工事のため蒸発濃縮装置を一時停止(8月26日19:20から8月27日14:45)
・ベッセル交換のため第二セシウム吸着装置を停止(8月29日7:08から)
・水処理設備の淡水化装置1Bが低圧異常警報により停止(8月29日7:00)。フィルタの交換を実施中。
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ10個分)を撤去(8月27日8:45から16:15)
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ7個分)を撤去(8月28日8:45から16:15)

警戒区域への一時立入りについて>
8月28日、南相馬市で、住民の一時立入を実施。
8月28日、南相馬市で、車の持ち出しを実施。
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このページで、『緊急情報』と言われても、どれだけの人が観覧しているのでしょうか?
もちろんメールサービスなどもありますが、
信頼、信用を失った組織の情報を何処まで信用するか、ですよね。

興味がある方は、こちらのホームページを是非チェックして下さい。

汚染された車などが、普通に運ばれているのですね。。。盲点でした。


最近も、様々な放射能汚染の実態を調べて勉強していますが、
本気で、妊婦さん、小さいお子さんをお持ちの方々は、自分で調べて勉強して、
守りたい人を守る事を真剣に考えて欲しいと、改めて感じています。