opuesto / Tate’s Official Blog

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中国高速鉄道事故のその後+中国の原発問題

起こるべきして起きてしまいましたね。残念ですが。

その後、色々な情報が錯綜していますので、数字的なものは信憑性がないので、割愛させて頂きます。

そんな中から、2つメモしておきます。

中国当局は26日午前、いったん地中に埋めていた先頭車両の残骸をショベルカーで掘り起こした。
「証拠隠滅を図っている」などと批判が高まっていた。調査委が車両の検証を行うことで批判をかわす
狙いもあるとみられる。

・「市内の病院は全部回った。遺体もすべて確認したが、どこにもいない」
「列車とともに地下に埋められたらたまらない」。温州市内の遺体安置所には、不明乗客の家族や友人ら
約20人が集まり、担当者にすがりついて訴えた。テレビのインタビューに涙を浮かべながら答える者もいた。
また、妊娠7か月の妻(28)と義母(52)ら家族5人を亡くした浙江省の男性は、「政府は生命よりも
運行再開を優先した」と声を荒らげた。男性の家族が24日夜、運行再開のために高架から落とされた
車両の中で発見されたためだ。
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この国が真相を明らかにする事は無いと思います。

また、今回のような事故でも、もちろん明確になった、隠ぺい体質国。
この国の原発で、万が一事故があった場合、その情報も隠ぺいされるのでしょね。


(中国原子力発電所マップ)

ご存じでしょうか?5月現在で、中国では将来、原発230基も建設するという世界でも
類をみない計画を立てています。

現在、中国では13基の原子炉(総設備容量は1080万kW)が稼働中です。
中国国務院はすでに32基の新規建設を承認し(内28基は建設中)、
建設承認の前期作業に入った原発は38基ある。建設・計画中だけで計70基で、
20年までに現在の7倍の約7000万kWと、日本を上回る規模になりますが、
中国政府は2050年までに230基(3億2400万kW)まで増やし、世界最大の原発大国となる計画です。

その背景の一つは、中国では電力供給の約7割を石炭火力が担っています。
中国は石炭大国ですが消費量も多いため原発の建設を急いでいるという訳です。
それと、バブルなので、いけいけドンドン風潮になっているという事も否めません。
今回の高速鉄道の建設とかぶります。


こうして、この星が、人間のエゴで、どんどんおかしな方向へ進んでいるのは間違いないです。
先日も、ある専門家の人が言っていましたが、
「人間が手を出してはいけないものが原子力や核だった」と。

私も、そう思います。

それと、黄砂の問題も忘れずに注意して下さいね!
かなりの放射性物質が含まれている事は、判明していますので。